午前:債券サマリー 先物は横ばい、朝方の売り一巡後は持ち直す
17日の債券市場で、先物中心限月3月限は横ばい。前日の米債券安を受けた売りが一巡したあとは持ち直し、午前10時40分すぎには142円35銭まで上伸する場面があった。
16日の米市場で長期金利が一時4.41%と3週間ぶりの高水準をつけたことが影響し、債券先物は寄り付き直後に一時142円19銭まで軟化した。ただ、17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)や18~19日に開かれる日銀金融政策決定会合を控えるなか、一方向には持ち高を傾けにくいことから徐々にポジション調整とみられる買いが流入。また、この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことも国内債相場の下支えとなった。とはいえ、きょう財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとして上値を追う勢いには乏しかった。
午前11時の先物3月限の終値は、前日から横ばいの142円32銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%上昇の1.070%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
16日の米市場で長期金利が一時4.41%と3週間ぶりの高水準をつけたことが影響し、債券先物は寄り付き直後に一時142円19銭まで軟化した。ただ、17~18日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)や18~19日に開かれる日銀金融政策決定会合を控えるなか、一方向には持ち高を傾けにくいことから徐々にポジション調整とみられる買いが流入。また、この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことも国内債相場の下支えとなった。とはいえ、きょう財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとして上値を追う勢いには乏しかった。
午前11時の先物3月限の終値は、前日から横ばいの142円32銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%上昇の1.070%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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