◆ さらに上伸・・・ - “153円後半”へ
あぁ…。
「日銀12月利上げ見送り」との思惑がさらに強まる中、ドル円は“153.807円”へとさらに上値を伸ばしました。
こうして“11/20~12/3の61.8%戻し(153.115円)/週足・一目均衡表先行スパン上限(先週末は153.124円)”を明確に上回ったことで、テクニカル的には“さらなる上値模索”を意識せざるを得なくなったのが実状といえます。
◆ ただ「日米金利格差縮小」をここからさらに後退させるのは・・・?
短期金融市場を見ると、「日銀12月利上げ」との思惑は“急低下(先週初60%超→現在16%)”しています。
もちろん「日銀12月利上げ見送り」となったことで、「同1月利上げ」が有力視される状況に変化はありませんが、1月20日には「トランプ大統領就任」という不透明要因が待ち構えています。
そうなると「同3月以降に先送り」との可能性が台頭しないとも限らず、“さらなる上値模索”はさらに意識せざるを得ないのが実状となります。
もっとも「米12月利下げ」はほぼ確実視されており、「来年の米利下げ回数」についても“すでに低下(4回→2回)”が織り込まれているのが実状といえます。
FOMC・日銀会合共に「どこまで踏み込むか?」が注目されますが、「日米金利格差縮小」との思惑がここからさらに後退するかは微妙なところ…?
米10年債利回りが“11月22日以来水準(→4.40%)”に上昇していることを踏まえれば、“崩れる”については懐疑的と見るのが自然です。
ただ“さらなる上値模索”に関しても、現時点では懐疑的に考えたいところです。
主要イベントを直前に控えているだけに・・・。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
155.020(11/22高値、大台)
154.713(11/25高値)
154.648(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:154.483(11/26高値)
上値4:154.344(+1σ)
上値3:154.173(11/20~12/3の76.4%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:154.000(大台)
上値1:153.807(12/13高値、週足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:153.616
下値1:153.145(12/11~12/13の23.6%押し)
下値2:153.000(大台)
下値3:152.775(ピボット1stサポート)
下値4:152.695(日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、12/11~12/13の38.2%押し)
下値5:152.587(12/3~12/13の23.6%押し)
152.450(12/13安値、12/11~12/13の50%押し)
152.240(20日移動平均線)
152.106(200日/50日移動平均線、12/11~12/13の61.8%押し)
《10:55》
最新人気記事
-
「宇宙開発関連」が19位にランクイン、スペースデブリに15メートル... 12/13 12:20
-
「全固体電池」が20位、次世代電池の本命でEV普及期に巨大市場形成... 12/10 12:20
-
「量子コンピューター」が12位にランク、グーグルの新型チップ開発で... 12/12 12:20
-
「ゲーム関連」が19位にランクイン、中東マネーの動向にも関心高まる... 今日 12:20
-
来週の株式相場に向けて=掉尾の一振に向け「ゲーム・IP関連株」の輝... 12/13 17:30
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 15:35
-
-
今日 15:33