*13:04JST トリプルアイズ Research Memo(4):AIソリューション事業とGPUサーバー事業で構成(2)
■トリプルアイズ<5026>の事業概要
(2) GPUサーバー事業
GPUサーバー事業は同社が2023年9月にゼロフィールドを完全子会社化したことに伴い、2024年8月期より新たに創設した事業である。GPUサーバー事業の売上高は主に暗号資産のマイニングで用いられるGPUマシンの販売収入、また、保守管理に伴う収入の2つから構成されている。同社は国内で初めてマイニングマシンの販売を始め、現在は国内に6拠点、海外に2拠点のデータセンターを開設している(2024年5月に新たに新潟県にデータセンターを開設)。GPUマシンに関しては、3,500台以上の導入実績があり、日本ではナンバーワンの販売数を誇る。ゼロフィールドの既存の事業領域はこれらマイニング用のGPUマシンの販売となるため、短期業績は暗号資産の市況や電気代といった暗号資産マイニングの収益性に影響を与える外部要因で左右されやすい。また、日本国内では節税目的でマイニングマシンを購入するユーザーもいるため、関連する税制などが業績に影響を与える外部要因となる。
一方、同社とゼロフィールドとの事業シナジーとしては、元々ゼロフィールドはGPUマシンの販売を行っているが、AI開発上、GPUマシンを使うのが必須となるため、今後はAI開発用のGPUマシンをオンプレミスで持ちたいという顧客ニーズに合わせた製品開発を行い、両社の事業親和性の深化を進めていく計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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(2) GPUサーバー事業
GPUサーバー事業は同社が2023年9月にゼロフィールドを完全子会社化したことに伴い、2024年8月期より新たに創設した事業である。GPUサーバー事業の売上高は主に暗号資産のマイニングで用いられるGPUマシンの販売収入、また、保守管理に伴う収入の2つから構成されている。同社は国内で初めてマイニングマシンの販売を始め、現在は国内に6拠点、海外に2拠点のデータセンターを開設している(2024年5月に新たに新潟県にデータセンターを開設)。GPUマシンに関しては、3,500台以上の導入実績があり、日本ではナンバーワンの販売数を誇る。ゼロフィールドの既存の事業領域はこれらマイニング用のGPUマシンの販売となるため、短期業績は暗号資産の市況や電気代といった暗号資産マイニングの収益性に影響を与える外部要因で左右されやすい。また、日本国内では節税目的でマイニングマシンを購入するユーザーもいるため、関連する税制などが業績に影響を与える外部要因となる。
一方、同社とゼロフィールドとの事業シナジーとしては、元々ゼロフィールドはGPUマシンの販売を行っているが、AI開発上、GPUマシンを使うのが必須となるため、今後はAI開発用のGPUマシンをオンプレミスで持ちたいという顧客ニーズに合わせた製品開発を行い、両社の事業親和性の深化を進めていく計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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