マレーシア政府系機関の社会保障機構とサイバニクス製品導入の契約締結

配信元:PR TIMES
投稿:2024/12/04 12:48
~国立 神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターへの大型導入が決定~


PERKESO国立 神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターの完成予想図

CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下、「当社」)は、2024年12月4日にマレーシア政府系機関の社会保障機構(マレー語:Pertubuhan Keselamatan Sosial、以下、「PERKESO」)とHAL50セット(65台)をはじめとするサイバニクス製品の導入契約(以下、「本契約」)を正式に締結しましたので、下記の通りお知らせいたします。

⒈ 受注内容
契約先:PERKESO(マレーシア社会保障機構)
納入先:国立 神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンター
契約金額:最大USD 約4.6Million(約7億円 *150 円/ドル換算)
受注製品:HALシリーズ 50セット(65台)レンタル 他
契約期間:最大5年間

2. 今後の見通しについて
本契約については、2025年3月期から5年間にわたって売上を計上する予定です
(2025年3月期は、約55百万円の売上の見込み)。

3. 契約締結の経緯
当社は、2018年にPERKESO がHALを東南アジアで初めて導入した後、マレーシア政府及びPERKESO との連携を強化し、サイバニクス治療の普及を推進してまいりました。現在、PERKESO が提供する公的な社会保障制度により、患者負担なくサイバニクス治療が提供されており、2024年9月末時点で、マレーシア国内の13施設において119 台のHALが稼働しています。
これまでの実績を踏まえ、PERKESO は、「サイバニクス」を施設名に冠する、東南アジア最大の医療複合施設「PERKESO 国立 神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンター」の整備を進めています。同センターの第1期プロジェクトでは、15.6ヘクタール(東京ドーム3.4個分)、総床面積は約86,400平方メートル、常時700人の患者を収容することが可能な計画となっています。
2024年5月には、マレーシア人的資源省大臣をはじめとする政府関係者が当社を訪問し、サイバニクス技術のマレーシア展開に向けたトップ会談が行われ、大臣より同センターへのHALをはじめとするサイバニクス製品の大型導入の意向が表明されました。
この度、2025年1月から同センターが一部運用を開始することが決定し、2024年12月より製品の導入を順次開始する運びとなりました。これにより、同センターは単一施設として世界最大規模のサイバニクス製品導入施設となります。本契約を締結することで、さらなるサイバニクス治療の普及とマレーシアにおける社会保障の発展に貢献してまいります。


(参考リンク)
■ マレーシア国立 神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターの準備が進展
~人的資源省大臣が来社し、HALの大型導入の意向を表明~
https://www.cyberdyne.jp/wp_uploads/2024/05/20240527_tekijikaiji_jpn1.pdf

<CYBERDYNEについて>
当社グループは、社会が直面する様々な課題を解決するため、「人」+「サイバー・フィジカル空間」(HCPS: Human-Cyber-Physical Space)を融合する「サイバニクス (人・AIロボット・情報系の融合複合)技術」を駆使して、人とテクノロジーが共生して相互に支えあう「テクノピアサポート社会」の実現と、ロボット産業・IT産業につづく新産業「サイバニクス産業」の創出による未来開拓を推進しています。
サイバニクス技術の代表的な製品である世界初の装着型サイボーグHALは、サイバニクス治療として機能再生を促進する高い有効性と安全性が評価され、世界20以上の国・地域への展開が進展しています。
当社グループは、健康状態、身体機能、認知・心理などに問題を抱える方々や広く社会で働く方々を対象として、世代を超えた人々の自立度・自由度を高め、生活・心身等の諸問題を解決できる安心安全な社会を実現してまいります。
www.cyberdyne.jp

以 上
配信元: PR TIMES

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