ホーチキとアジラが業務提携 セキュリティとAIの連携で、効率的な警備と管理を実現

配信元:PR TIMES
投稿:2024/12/02 18:47
 ホーチキ株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役社長執行役員:細井元、以下「当社」)は、株式会社アジラ(本社:東京都町田市 代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛 以下、「アジラ」)と業務提携契約を締結いたしました。



■業務提携概要
- 当社のセキュリティシステムとアジラの「AI Security asilla」の連携による施設運用の高度化
- 両社顧客へのセキュリティソリューションの提案
- 当社による「AI Security asilla」の販売 など

 当社では商業施設やオフィスビルなどで必要不可欠な入退室管理システムやセキュリティ機器の開発・販売を行っております。アジラは独自開発した『行動認識AI』をコア技術とするAI警備システム「AI Security asilla(以下、asilla)」を展開しており、今回、当社とアジラが業務提携を行うことで、当社のセキュリティシステムとasillaを連携させ、現在の警備業務や施設管理業務の大幅な効率化を目指します。
 両社は今後、システムを利用するお客様の利便性を向上させ、現場の負担を軽減し、業務品質の向上を図ります。また、両者顧客へのセキュリティソリューションの提案により、両社の営業効率を高め、事業スピードを加速させます。
■業務提携に至った背景
 現代社会における労働人口の減少は深刻な課題であり、施設管理業界も例外ではなく、特に施設警備員の不足が顕著で、業界全体で省力化・省人化が求められています。
 アジラはAI技術を活用した先進的なセキュリティシステムに強みを持ちます。当社は今回の業務提携により、施設管理の効率化を実現するカメラシステムを当社の顧客に提供することが可能となります。AI技術を活用したアジラの警備システムにより、リアルタイムでのモニタリングと異常検知が可能となり、迅速な対応を支援します。また、データ分析を通じて人の動線や設備の使用状況を把握し、無駄のない効果的な管理を実現します。これにより、警備コストの削減やセキュリティの強化だけでなく、施設の運営効率の向上が期待できます。
 また、カメラ市場のコモディティ化が進み、製品の差別化が難しくなる中、アジラとの連携を通じて、顧客に対する包括的かつ最適なセキュリティソリューションの提供を目指します。
■業務提携についてのコメント
▼株式会社アジラ 代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛様
 ホーチキ株式会社は日本で初めて火災報知機メーカーとなった老舗として知られる企業です。近代では様々な建物を管理、運営するためには各種センサーや管理システムなどが必須になっている中、ホーチキ株式会社のプロダクトを通じて、私共のAIであるasillaが「眼」以外の感覚器官を得ることは大きなプロダクトの進化に繋がるものと考えております。
 これにより警備の現場や施設管理などの現場の効率化や高度化を実現させアジラのミッションである「あらゆる空間価値を高める社会インフラとなる」ことへの歩みを進めていく所存でございます。
▼ホーチキ株式会社 執行役員 セキュリティ事業部門 部門長 星野広一
 当社グループは1918年の創立以来、日本初の火災報知機メーカーとして日本の火災防災業界をリードする中で、セキュリティ事業には1973年に参入し50年以上の実績を積み上げて参りました。現在では、火災防災同様に「安全・安心」を提供すべく、入退室管理システム「id・Technoシリーズ」を基軸にセキュリティソリューションを様々な建物用途に展開しております。
 当社が提供するセキュリティソリューションのレベルアップを図るために、この度、株式会社アジラと業務提携を締結致しました。AI警備システムasillaと当社のノウハウが連携することにより、施設管理の効率化が進み、顧客に対して更に付加価値をご提供できることを期待しています。この提携を通じて、今後も社会背景を十分に考慮しつつ、より高度なセキュリティソリューションをご提供し続け、常に最適なご提案をできるよう精進して参ります。
■会社概要

配信元: PR TIMES

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