米外為市場サマリー:日銀の12月利上げが意識され一時149円40銭台に軟化

総務省が29日発表した11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことで、日銀が12月の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切るとの見方から円を買う動きが強まった。ドル円相場は米主要株価指数の上昇を受けて下げ渋る場面もあったが、日銀の植田和男総裁が日本経済新聞のインタビューで、追加利上げの時期について「データがオントラック(想定通り)に推移しているという意味では近づいているといえる」と述べたことが伝わると再び円買いが流入。日米金利差の縮小が意識されるなか、一時149円47銭と10月下旬以来のドル安・円高水準をつけた。一方、欧州中央銀行(ECB)が12月の理事会で利下げを決めるとの観測などからユーロも売りが出やすかった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0577ドル前後と前日に比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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