12月6日(金)より羽毛布団の店頭回収を全国46店舗で開始

限りある資源の有効活用を目指す


　

　無印良品を展開する株式会社良品計画（東京都文京区／代表取締役社長 清水 智）は、このたび、無印良品で販売した羽毛布団の店頭回収を12月6日(金)より全国46店舗で開始いたします。また、羽毛布団をお持ち込みいただいたお客さまには、MUJI Passport アプリのMUJI マイル※を1,000マイル、プレゼントいたします。
　無印良品で使用する羽毛は、食肉用に飼育された水鳥の副産物のため、その供給量は世界的な食肉市場の変化や、鳥インフルエンザなどの影響により大きく左右されます。良品計画では、将来にわたり、多くのお客さまへ羽毛を安定的に供給し続けていくために、日本国内で羽毛を循環させる仕組み作りが必要と考えて、検討を重ねてきました。
　今回の羽毛布団の回収を通し、羽毛をリサイクルすることで、限りある資源の有効活用を進めます。そして、2025年春夏シーズンには、回収した羽毛布団を一部使用した商品の発売を目指すことで、社会全体での羽毛の循環に貢献してまいります。
※1無印良品の店舗やネットストアでのお買い物、お店へのチェックインでマイルがたまり、マイルがたまるとお買い物で使える「MUJIショッピングポイント」をはじめとしたプレゼントがもらえるサービスです。　

■良品計画のリサイクル羽毛のポイント
１.適切な洗浄
羽毛は、除塵、洗濯、乾燥、冷却除塵、選別という適切な洗浄を行うことで、羽軸から生える羽枝が開いて真っすぐよみがえり、再利用できます。良品計画では、羽毛の清浄度を「羽毛を洗浄した後に出てくる水の透明度」で確認します。また、その清浄度は、日本羽毛製品協同組合で定められた基準値の約2倍の透明度をクリアしたものとすることで良品計画は、臭いの少ない良質なリサイクル羽毛を提供します。
２.廃棄物の削減とCO2排出量の削減
使用後の羽毛布団の多くは、廃棄され焼却処分されています。また、羽毛布団に使用する羽毛は海外からの輸入されるため、リサイクルすることにより、廃棄物を減らすとともに輸送にかかるCO２排出量を削減することができます。
３.羽毛という資源の有効活用
近年、畜産の効率化で成熟した羽毛が育ちにくく、良質な羽毛が入手困難になりつつあります。羽毛をリサイクルすることで、限りある資源の有効活用を進めます。

＜概要＞
■対象商品
無印良品の羽毛ふとん（ポリエステルわたは対象外）
■対象店舗
全国46店舗
対象店舗は、下記URLをご確認ください。
https://www.ryohin-keikaku.jp/news/pdf/20241129_umoubuton_tenpo.pdf