◆ 緩やかに“反発”も・・・ - 本日に入って“150円割れ”
米感謝祭に絡んだ“流動性低下”が目立つ中、昨日は盛り上がりを欠く展開を強いられました。
そうした中で“前日の反動”もあり、ドル円は緩やかに“買い戻し”が先行しました。
ただ“200日移動平均線(本日は152.005円)”を回復するには至っておらず、“上値の重さ”は引きずったままといえます。
このため前記“200日移動平均線”と、そして一昨日の下値を支えた“50日移動平均線(同150.735円)”の間と考えていましたが、本日に入ってすでに後者を割り込んでしまっています。
こうなると“大台割れ(本稿執筆時安値は149.855円)”となるのは、“ストップロス”を絡めながらと考えれば“ある意味当然”といえるかもしれません。
◆ ただマーケットの方向性を探るのは…?
ただ「米感謝祭休暇中(本日はブラックフライデー)」ということを踏まえれば、あくまで“一時的”な動きと見るのが妥当なところ…。
短期金融市場を見ると、「米12月利下げ」は“60%前後”を、「日銀12月利上げ」は“50%程度”を織り込むマーケットを形成しています。
今朝方発表の「東京都区部CPI」が“上振れ(前年比+2.2%)”たことが後者確率を“押し下げた”と見られますが、その継続性についてはやはり疑問が生じるところ…。
もう一段動かないとも限りませんが、やはり米国勢が回帰する来週まで、マーケットの方向性を占うのは控えておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
153.811(11/20~11/27の61.8%戻し)
上値5:153.226(11/27高値、日足・一目均衡表転換線、11/20~11/27の50%戻し)
上値4:153.052(週足・一目均衡表先行スパン上限、ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値3:152.532(11/20~11/27の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:152.002(200日移動平均線、-1σ、ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:151.949(11/28高値)
前営業日終値:151.518
下値1:151.205(11/27~11/28の50%押し)
下値2:151.029(11/27~11/28の61.8%押し、大台)
下値3:150.945(ピボット1stサポート)
下値4:150.874(11/28安値、50週移動平均線)
下値5:150.735(50日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
150.460(11/27安値、-2σ)
150.372(ピボット2ndサポート)
150.000(大台)
149.870(ピボットローブレイクアウト)
149.211(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表転換線)
《10:55》
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