コープさっぽろが、クラウド型カメラ「ソラカメ」を全店舗で導入し現場主導の改善を実現

配信元:PR TIMES
投稿:2024/11/28 14:48
惣菜売り場の状況をデジタル化、導入3ヶ月で値引きと廃棄を3%削減に成功した店舗も

株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長 玉川憲)は、生活協同組合コープさっぽろ(本社:北海道札幌市、理事長 大見英明)が、クラウド型カメラサービス「ソラカメ」を全店に導入したことをお知らせします。



生活協同組合コープさっぽろは、約 200 万人の組合員を擁し、店舗事業や宅配事業などを展開しています。北海道全域に展開する店舗では、新鮮な生鮮食品やこだわりのお惣菜・スイーツなどの食品から生活用品まで取り揃えています。

ソラカメは、設置の容易なカメラでクラウド録画を利用できるクラウド型カメラサービスです。電源とWi-Fiがあれば設置でき、スマートフォン、タブレットやパソコンから、カメラのライブ映像や、クラウドに保管された静止画・動画の閲覧が可能です。

コープさっぽろは、道内108店舗(*1)全店の惣菜部門に340台のソラカメを導入し、店舗オペレーションの改善に役立てています。

惣菜部門では、改善目標を「惣菜の値下げ率と廃棄率(以下、値廃率)の削減」に定め、各店舗で改善活動を実施しています。コープさっぽろ ふかがわ店では、カメラの映像から得られる混雑度や惣菜の品揃え状況のデータと、売上や値引き、廃棄などの数値データを組み合わせて日報を作成、時間帯ごとに分析して改善することで、導入した翌月には目標であった「値廃率 3%削減」を達成、継続的に維持しています。



各店舗が現場主導の改善・工夫を行い、この成功ノウハウを共有することで、全社で惣菜部門の売上を増やしながら値廃率を減らす取り組みが継続されています。

(*1) 数値は、2024年11月20日時点
ソラカメ採用の理由
リーズナブルな初期費用:ソラカメの対応カメラは、1台3,980円~とリーズナブルな価格のため、ひとつの現場を異なる角度から複数台のカメラで撮影するケースや、多店舗拠点に展開するようなケースでも容易に導入できます。

スムーズな導入:ソラカメは、小型で軽量、細かい角度も調整して、最適な撮影角度で固定できます。直感的なアプリからの設定・操作で専門的なITトレーニングなしで使い始められます。店舗運営部が設置手順書を用意し、各店舗の担当者がソラカメを設置することで、導入決定からわずか2ヶ月程でスムーズに運用を開始しています。

取り付ければすぐに利用可能:クラウド型カメラサービスなので、サーバーやストレージなどの設定は不要で、スマートフォンやパソコンからライブ映像やクラウドに保管された映像を振り返って確認できます。
導入いただいた企業からのコメント
「特定の店舗でのトライアルを経て、全店舗への導入を決めました。とはいえ、ソラカメはデータを収集するためのツールのひとつで、導入しただけで改善が進むわけではありません。データの活用方法や改善の進め方は店長に任せ、現場の方々の知恵に頼り進めていきました。その結果、短期間で成果を得ることができ、現在はその知見をまとめている段階です。現場の創意工夫を引き出すツールとしても、ソラカメ活用のポテンシャルは高いと感じています。下期は他の売り場にも大幅に利用を拡大し、さらなるデジタル活用を推進していきます」

生活協同組合コープさっぽろ 店舗本部長 大前 嘉騰氏
ソラコムクラウドカメラサービス「ソラカメ」
「ソラカメ」は、Wi-Fi 経由でカメラの映像をクラウドに録画、またはライブ視聴できるクラウド型カメラサービスです。



特徴
- iOS/AndroidスマートフォンアプリとWi-Fiがあれば利用をはじめられる
- 映像を常時録画しクラウド上に保存する「クラウド常時録画」と、動きや音などの変化をカメラが検知した場合に短時間の動画を保存する「クラウドモーション検知”無制限”録画」の2種類のライセンスで、7日、14日、30日間の保存期間を選択できる
- ライブ映像を無制限で視聴・ダウンロードできる「ライブ視聴見放題」機能
- カメラの管理や、映像をシステムやクラウドに連携するためのAPIも提供

ウェブサイト
https://sora-cam.com/
配信元: PR TIMES

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