*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、ドル買い地合い継続も円買いが重石に
25日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米国の堅調な経済指標やトランプ次期政権の政策期待を受け、ドル買い地合いは継続の見通し。ただ、ロシア・ウクライナの緊張と日銀利上げ観測で円買いがドルの重石となろう。
前週末に発表されたPMIは欧米に顕著な違いがみられ、欧州通貨売りが先行。ユーロ・ドルは急落後の自律反発にとどまり、1.04ドル付近に水準を切り下げた。一方、ロシアとウクライナの緊張でリスク回避的な円買いも、米長期金利の上昇でドル買い地合いが続き、ドル・円は155円付近で推移。週明けアジア市場は米トランプ次期政権の財務長官人事を背景にドル売り先行。ただ、ドルの買戻しが入り154円台に戻した。
この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、堅調な米国経済を背景にドル買いが入りやすい。米次期政権による政策期待も、引き続きドル買いを後押しする要因となろう。一方、27日発表の米コアPCE価格指数でインフレ再加速が見込まれ、追加的な金融緩和後退の思惑もドルを支える。半面、日銀による年内の利上げ観測から円買いは根強いだろう。ロシアとウクライナの緊張でリスク回避的な円買いも続く。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・11月IFO企業景況感指数(予想:86.8、10月:86.5)
・22:30 米・10月シカゴ連銀全米活動指数(9月:-0.28)
・24:30 米・11月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-1.8、10月:-3.0)
<CS>
前週末に発表されたPMIは欧米に顕著な違いがみられ、欧州通貨売りが先行。ユーロ・ドルは急落後の自律反発にとどまり、1.04ドル付近に水準を切り下げた。一方、ロシアとウクライナの緊張でリスク回避的な円買いも、米長期金利の上昇でドル買い地合いが続き、ドル・円は155円付近で推移。週明けアジア市場は米トランプ次期政権の財務長官人事を背景にドル売り先行。ただ、ドルの買戻しが入り154円台に戻した。
この後の海外市場は重要イベントが予定されておらず、堅調な米国経済を背景にドル買いが入りやすい。米次期政権による政策期待も、引き続きドル買いを後押しする要因となろう。一方、27日発表の米コアPCE価格指数でインフレ再加速が見込まれ、追加的な金融緩和後退の思惑もドルを支える。半面、日銀による年内の利上げ観測から円買いは根強いだろう。ロシアとウクライナの緊張でリスク回避的な円買いも続く。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 独・11月IFO企業景況感指数(予想:86.8、10月:86.5)
・22:30 米・10月シカゴ連銀全米活動指数(9月:-0.28)
・24:30 米・11月ダラス連銀製造業活動指数(予想:-1.8、10月:-3.0)
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