ウイルコHDが軟調推移、上場維持基準の計画期間変更に関して開示
ウイルコホールディングス<7831.T>が軟調推移。同社は21日の取引終了後、過去に開示していた上場維持基準の適合に向けた計画を巡り、計画期間の変更に関する発表を行った。同社は東証より内部管理体制などの改善の必要が高いと認められ、10月26日付で特別注意銘柄に指定されている。これに伴い、上場維持基準の経過措置が適用されなくなることから、これまで27年10月期末までとしてきた計画期間について、同銘柄指定後の最初の基準日となる24年10月末に上場維持基準に適合できなかった場合、原則として25年10月末までに改善できなかった際には、監理銘柄指定などを経て上場廃止となると周知した。発表を嫌気した売りが株価の重荷となったようだ。24年10月末時点の上場維持基準の正式な適合状況に関しては、判明次第速やかに開示するとしている。なお同社は投資有価証券売却益の計上見通しについて11月19日に発表していたが、21日に売却益が当初の見通しを1100万円上回る2億1100万円となったと発表している。
出所:MINKABU PRESS
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