-ドイツのbe.storaged社と共同開発を開始し、2025年度の実用化を目指す-
大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡辺 光康、以下「大崎電気」)はこのたび、社会の脱炭素化ニーズの高まりや今後の電力市場の動向をふまえ、注力事業であるエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)をさらに進化させるべく、ドイツで蓄電池の制御ソリューションを展開するbe.storaged GmbH(以下、「be.storaged」)との共同開発を開始しました。
大崎電気が独自に開発した現行のAI制御端末「Aiel Master(アイルマスター)」に、be.storagedが持つ技術を組み込むことで、お客様のCO2排出量と電気料金の削減に貢献するソリューションの実現を目指します。
新たなエネルギーソリューション(イメージ)
近年、再生可能エネルギーの導入が急速に進むとともに、発電量が不安定な再生可能エネルギーの供給を安定化して最大限に活用するうえで不可欠な蓄電池の設置も広がっています。国内では災害時のエネルギー供給源としての期待も高く、今後さらなる普及が見込まれます。
一方で電力の需要家側である企業は、エネルギー価格の高騰に対応するためにも、また気候変動への取り組みとしても、エネルギーの使用を効率化する必要性がますます高まっています。
これらを受けて大崎電気は、太陽光発電・蓄電池・AI制御を組み合わせた新たなソリューションの開発に取り組んでいます。
現在のAI端末も、電力の使用状況予測に基づいて充放電スケジュールを自動的に作成し、蓄電池を制御する機能を備えていますが、be.storagedの制御技術を組み込むことによって、新たに電力市場における スポット価格の動向に応じて蓄電池を制御することが可能になります。市場価格が安い時に自動で充電し、高い時に放電するという制御を行い、お客様が店舗や事業所で発電した再生可能エネルギーを最大限に活用することで、CO2排出量と電気料金の削減が期待できます。
大崎電気のエネルギーマネジメントシステム(EMS)・AI端末「Aiel Master」について
EMSとは、空調や照明など設備別の電力使用量を見える化するとともに、必要に応じて設備を自動制御し、エネルギーの使用を最適化するシステムです。大崎電気では2003年からEMSの提供を開始し、多店舗展開を行う小売業のお客様を中心に導入いただいています。さらに2019年からは、AI端末「Aiel Master」が過去の使用量や気象情報に基づいて電力使用状況を予測し、より効果的にエネルギー使用量を削減できるAI拡張型EMSの提供も開始しています。
<特長>
■空調や照明など、設備別の使用量を見える化できる
計測データを分析することで改善すべき設備を特定し、省エネ・省コストにつなげることができます。
■自動制御によって確実に使用量を削減できる
・デマンドコントローラーがデマンド値(最大需要電力)を予測し、空調設備を制御して、使用電力が契約電力を超えないように制御します。
・温度制御:設定した室内温度に達するとセンサーが感知し、自動的に空調の温度を制御します。
・スケジュール制御:始業前や営業時間外など、あらかじめ設定した時間に自動で空調・照明ON/OFFを行ったり、温度や明るさを制御したりすることができます。
■クラウドサービスを通じて、どこからでもデータを確認できる
大崎電気のクラウドサービス「O-SOL(オーソル)」を通じて、事業所や店舗のデータを別の事業所や本部からも確認できます。
■AI拡張型EMSでは、より効果的な省エネが実現できる
AI端末が過去の使用量や気象情報に基づいて電力需要を予測。目標電力値を自動で算出し、最適に電力を制御します。また、不快指数を基準として効率的な空調制御を行うなど、快適さと省エネ・省コストを両立させる制御が可能です。
参考:関連製品・サービス
■エネルギーマネジメントシステム・AI拡張型エネルギーマネジメントシステム
https://www.osaki.co.jp/ja/product/search/category/category06-3/06tech_5.html
■省エネ・脱炭素の取り組みを支援するサービス一覧
https://www.osaki.co.jp/ja/product/search/s_search.html
以 上
<大崎電気について>
会社名:大崎電気工業株式会社(https://www.osaki.co.jp/)
代表者:取締役社長執行役員COO 渡辺 光康
本社:東京都品川東五反田2-10-2 東五反田スクエア
<be.storagedについて>
be.storagedは、ドイツ北西部のニーダーザクセン州に拠点を置く電力会社EWE AGの子会社として2017年に設立され、エネルギーの貯蔵および管理に関する革新的で効率的なソリューションを提供しています。詳しくは同社のウェブサイトをご覧ください。
https://be-storaged.de/en/(英語)
大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡辺 光康、以下「大崎電気」)はこのたび、社会の脱炭素化ニーズの高まりや今後の電力市場の動向をふまえ、注力事業であるエネルギーマネジメントシステム(以下、EMS)をさらに進化させるべく、ドイツで蓄電池の制御ソリューションを展開するbe.storaged GmbH(以下、「be.storaged」)との共同開発を開始しました。
大崎電気が独自に開発した現行のAI制御端末「Aiel Master(アイルマスター)」に、be.storagedが持つ技術を組み込むことで、お客様のCO2排出量と電気料金の削減に貢献するソリューションの実現を目指します。
新たなエネルギーソリューション(イメージ)
近年、再生可能エネルギーの導入が急速に進むとともに、発電量が不安定な再生可能エネルギーの供給を安定化して最大限に活用するうえで不可欠な蓄電池の設置も広がっています。国内では災害時のエネルギー供給源としての期待も高く、今後さらなる普及が見込まれます。
一方で電力の需要家側である企業は、エネルギー価格の高騰に対応するためにも、また気候変動への取り組みとしても、エネルギーの使用を効率化する必要性がますます高まっています。
これらを受けて大崎電気は、太陽光発電・蓄電池・AI制御を組み合わせた新たなソリューションの開発に取り組んでいます。
現在のAI端末も、電力の使用状況予測に基づいて充放電スケジュールを自動的に作成し、蓄電池を制御する機能を備えていますが、be.storagedの制御技術を組み込むことによって、新たに電力市場における スポット価格の動向に応じて蓄電池を制御することが可能になります。市場価格が安い時に自動で充電し、高い時に放電するという制御を行い、お客様が店舗や事業所で発電した再生可能エネルギーを最大限に活用することで、CO2排出量と電気料金の削減が期待できます。
大崎電気のエネルギーマネジメントシステム(EMS)・AI端末「Aiel Master」について
EMSとは、空調や照明など設備別の電力使用量を見える化するとともに、必要に応じて設備を自動制御し、エネルギーの使用を最適化するシステムです。大崎電気では2003年からEMSの提供を開始し、多店舗展開を行う小売業のお客様を中心に導入いただいています。さらに2019年からは、AI端末「Aiel Master」が過去の使用量や気象情報に基づいて電力使用状況を予測し、より効果的にエネルギー使用量を削減できるAI拡張型EMSの提供も開始しています。
<特長>
■空調や照明など、設備別の使用量を見える化できる
計測データを分析することで改善すべき設備を特定し、省エネ・省コストにつなげることができます。
■自動制御によって確実に使用量を削減できる
・デマンドコントローラーがデマンド値(最大需要電力)を予測し、空調設備を制御して、使用電力が契約電力を超えないように制御します。
・温度制御:設定した室内温度に達するとセンサーが感知し、自動的に空調の温度を制御します。
・スケジュール制御:始業前や営業時間外など、あらかじめ設定した時間に自動で空調・照明ON/OFFを行ったり、温度や明るさを制御したりすることができます。
■クラウドサービスを通じて、どこからでもデータを確認できる
大崎電気のクラウドサービス「O-SOL(オーソル)」を通じて、事業所や店舗のデータを別の事業所や本部からも確認できます。
■AI拡張型EMSでは、より効果的な省エネが実現できる
AI端末が過去の使用量や気象情報に基づいて電力需要を予測。目標電力値を自動で算出し、最適に電力を制御します。また、不快指数を基準として効率的な空調制御を行うなど、快適さと省エネ・省コストを両立させる制御が可能です。
参考:関連製品・サービス
■エネルギーマネジメントシステム・AI拡張型エネルギーマネジメントシステム
https://www.osaki.co.jp/ja/product/search/category/category06-3/06tech_5.html
■省エネ・脱炭素の取り組みを支援するサービス一覧
https://www.osaki.co.jp/ja/product/search/s_search.html
以 上
<大崎電気について>
会社名:大崎電気工業株式会社(https://www.osaki.co.jp/)
代表者:取締役社長執行役員COO 渡辺 光康
本社:東京都品川東五反田2-10-2 東五反田スクエア
<be.storagedについて>
be.storagedは、ドイツ北西部のニーダーザクセン州に拠点を置く電力会社EWE AGの子会社として2017年に設立され、エネルギーの貯蔵および管理に関する革新的で効率的なソリューションを提供しています。詳しくは同社のウェブサイトをご覧ください。
https://be-storaged.de/en/(英語)
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