ウィズメタク、今期経常を一転44％減益に下方修正、下期配当を見送り

　西本Ｗｉｓｍｅｔｔａｃホールディングス <9260> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(17:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比44.1％減の55.5億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の125億円→70億円(前期は124億円)に44.0％下方修正し、一転して43.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の81.6億円→26.6億円(前年同期は60億円)に67.4％減額し、一転して55.6％減益計算になる。

　同時に、TOBに伴い、従来36.66円としていた今期の下期配当を見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比65.1％減の12.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.0％→1.8％に悪化した。

株探ニュース