片倉、1-9月期(3Q累計)経常は微増益で着地、今期配当を30円増額修正

　片倉工業 <3001> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比0.3％増の40.3億円となり、通期計画の46億円に対する進捗率は87.6％に達し、5年平均の80.2％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-12月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比45.8％減の5.7億円に落ち込む計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の20円→50円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比9.1％減の11.7億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の10.9％→11.4％に上昇した。

株探ニュース