関電化が大幅続落、電池材料事業の悪化で25年3月期業績予想を下方修正
関東電化工業<4047.T>が大幅続落している。前週末8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を690億円から634億円(前期比2.1%減)へ、営業利益を49億円から38億円(前期19億6800万円の赤字)へ、最終利益を29億円から28億5000万円(同46億1000万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
半導体メーカーの稼働率向上により特殊ガスの販売数量が増加する一方、電池材料の販売単価の低下による棚卸資産評価損の増加などにより上期の営業利益が計画未達となったことに加えて、電池材料はEV市場の成長鈍化の影響に加え、米国のインフレ抑制法に係る重要鉱物要件による引き合いの実現が来年度以降に後ろ倒しになることが見込まれるという。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高312億6500万円(前年同期比10.3%減)、営業利益17億2100万円(前年同期4億2800万円の赤字)、最終利益14億3200万円(前年同期比5.6倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
半導体メーカーの稼働率向上により特殊ガスの販売数量が増加する一方、電池材料の販売単価の低下による棚卸資産評価損の増加などにより上期の営業利益が計画未達となったことに加えて、電池材料はEV市場の成長鈍化の影響に加え、米国のインフレ抑制法に係る重要鉱物要件による引き合いの実現が来年度以降に後ろ倒しになることが見込まれるという。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高312億6500万円(前年同期比10.3%減)、営業利益17億2100万円(前年同期4億2800万円の赤字)、最終利益14億3200万円(前年同期比5.6倍)だった。
出所:MINKABU PRESS
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