ポピンズ、今期経常を2％上方修正

　ポピンズ <7358> [東証Ｓ] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。24年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の12.4億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13.6億円→13.9億円(前期は13億円)に2.2％上方修正し、増益率が4.5％増→6.8％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の8.8億円→6.3億円(前期は6.7億円)に28.4％下方修正し、一転して6.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.1億円→6.4億円(前年同期は11.4億円)に4.9％増額し、減益率が46.0％減→43.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比64.4％増の4.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.3％→6.6％に改善した。

株探ニュース