*08:13JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは0.59ドル安、FRBの利下げを好感
■NY株式:NYダウは0.59ドル安、FRBの利下げを好感
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は0.59ドル安の43,729.34ドル、ナスダックは285.99ポイント高の19,269.46で取引を終了した。
大統領選挙でのトランプ氏勝利を好感した買いが続いたほか、連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り利下げを決定、長期金利の低下に連れナスダックは続伸し連日で過去最高値を更新。相場全体を押し上げたがダウはプラス圏を維持できずまちまちで終了した。セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方、銀行が下落。
配車サービスのリフト(LYFT)は第3四半期決算で乗客数や売上高が強い伸びとなったほか業績見通しを上方修正、また、自動運転技術のモービルアイ、メイ・モビリティー、ネクサーとの提携計画を発表し、上昇した。化粧品メーカーのe.l.f.ビューティー(ELF)は予想外の売上高40%増を計上、通期見通しを上方修正し、上昇。
スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は四半期決算で増益、調整後1株利益の通期見通しを上方修正し、上昇した。高級衣料ブランドのラルフローレン(RL)は四半期決算で、欧州やアジアの売り上げが好調で年末商戦にも楽観的な見通しを示し、通期業績見通しを上方修正し、上昇。銀行のJPモルガン(JPM)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。
旅行情報・予約プラットフォーム運営のエアビーアンドビー(ABNB)は取引終了後に四半期決算を発表。内容や見通しを好感し、時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FOMC利下げ決定、長期金利低下でドル反落
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円77銭から152円70銭まで下落し、152円91銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを織り込む長期金利の低下に連れドル売りが優勢となった。FRBが予想通り0.25%の利下げを決定、パウエル議長も利下げを継続する姿勢を示し金利がさらに低下し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0825ドルまで上昇後、1.0767ドルまで下落し、1.0802ドルで引けた。ユーロ・円は、165円87銭から165円01銭まで下落。ポンド・ドルは1.3009ドルまで上昇後、1.2948ドルまで反落した。英中銀が金融政策決定会合で予想通り0.25%の利下げを決定したが1委員が政策据え置きを支持したほか、新政権が提示した予算案がインフレの上方圧力になると警告したためポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.8710フランまで下落後、0.8752フランへ上昇した。
■NY原油:強含みで72.36ドル、ドル高一服を意識した買いが入る
NY原油先物12月限は強含み(NYMEX原油12月限終値:72.36 ↑0.67)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.67ドル(+0.93%)の72.36ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは70.66ドル-72.88ドル。ロンドン市場で70.66ドルまで売られたが、ドル高一服を受けた買いが強まり、米国市場の後半にかけて72.88ドルまで上昇した。通常取引終了後の時間外取引で主に72ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.77ドル -0.64ドル(-1.40%)
モルガン・スタンレー(MS) 128.44ドル -3.05ドル(-2.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)582.17ドル -13.81ドル(-2.31%)
インテル(INTC) 26.23ドル +1.18ドル(+4.71%)
アップル(AAPL) 227.48ドル +4.76ドル(+2.13%)
アルファベット(GOOG) 182.28ドル +3.95ドル(+2.21%)
メタ(META) 591.70ドル +19.65ドル(+3.43%)
キャタピラー(CAT) 408.21ドル -8.67ドル(-2.07%)
アルコア(AA) 45.69ドル +0.33ドル(+0.72%)
ウォルマート(WMT) 83.85ドル +0.41ドル(+0.49%) <ST>
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は0.59ドル安の43,729.34ドル、ナスダックは285.99ポイント高の19,269.46で取引を終了した。
大統領選挙でのトランプ氏勝利を好感した買いが続いたほか、連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り利下げを決定、長期金利の低下に連れナスダックは続伸し連日で過去最高値を更新。相場全体を押し上げたがダウはプラス圏を維持できずまちまちで終了した。セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇した一方、銀行が下落。
配車サービスのリフト(LYFT)は第3四半期決算で乗客数や売上高が強い伸びとなったほか業績見通しを上方修正、また、自動運転技術のモービルアイ、メイ・モビリティー、ネクサーとの提携計画を発表し、上昇した。化粧品メーカーのe.l.f.ビューティー(ELF)は予想外の売上高40%増を計上、通期見通しを上方修正し、上昇。
スポーツ用品メーカーのアンダーアーマー(UAA)は四半期決算で増益、調整後1株利益の通期見通しを上方修正し、上昇した。高級衣料ブランドのラルフローレン(RL)は四半期決算で、欧州やアジアの売り上げが好調で年末商戦にも楽観的な見通しを示し、通期業績見通しを上方修正し、上昇。銀行のJPモルガン(JPM)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。
旅行情報・予約プラットフォーム運営のエアビーアンドビー(ABNB)は取引終了後に四半期決算を発表。内容や見通しを好感し、時間外取引で上昇している。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:FOMC利下げ決定、長期金利低下でドル反落
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円77銭から152円70銭まで下落し、152円91銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを織り込む長期金利の低下に連れドル売りが優勢となった。FRBが予想通り0.25%の利下げを決定、パウエル議長も利下げを継続する姿勢を示し金利がさらに低下し、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0825ドルまで上昇後、1.0767ドルまで下落し、1.0802ドルで引けた。ユーロ・円は、165円87銭から165円01銭まで下落。ポンド・ドルは1.3009ドルまで上昇後、1.2948ドルまで反落した。英中銀が金融政策決定会合で予想通り0.25%の利下げを決定したが1委員が政策据え置きを支持したほか、新政権が提示した予算案がインフレの上方圧力になると警告したためポンド買いが強まった。ドル・スイスは0.8710フランまで下落後、0.8752フランへ上昇した。
■NY原油:強含みで72.36ドル、ドル高一服を意識した買いが入る
NY原油先物12月限は強含み(NYMEX原油12月限終値:72.36 ↑0.67)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.67ドル(+0.93%)の72.36ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは70.66ドル-72.88ドル。ロンドン市場で70.66ドルまで売られたが、ドル高一服を受けた買いが強まり、米国市場の後半にかけて72.88ドルまで上昇した。通常取引終了後の時間外取引で主に72ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 44.77ドル -0.64ドル(-1.40%)
モルガン・スタンレー(MS) 128.44ドル -3.05ドル(-2.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)582.17ドル -13.81ドル(-2.31%)
インテル(INTC) 26.23ドル +1.18ドル(+4.71%)
アップル(AAPL) 227.48ドル +4.76ドル(+2.13%)
アルファベット(GOOG) 182.28ドル +3.95ドル(+2.21%)
メタ(META) 591.70ドル +19.65ドル(+3.43%)
キャタピラー(CAT) 408.21ドル -8.67ドル(-2.07%)
アルコア(AA) 45.69ドル +0.33ドル(+0.72%)
ウォルマート(WMT) 83.85ドル +0.41ドル(+0.49%) <ST>
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