チエル、先生の端末活用を支援する『eTeachers(R) UP ツール』を提供開始

～『eTeachers(R) GIGA SCHOOL』にて9種類のDXツールが活用可能に～

　学校教育向けにICT利活用を支援するチエル株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：粟田 輝）は、2024年11月より『eTeachers(R) GIGA SCHOOL』をアップデートし、新規サービスとして「Google Workspace for Education の活用を促進するツール」の提供を開始することをお知らせいたします。





　『eTeachers(R) GIGA SCHOOL』は、GIGAスクール構想の実現に向けて、先生方のICT活用をサポートするサイトとして、2022年5月に開設されました。本サイトは、基礎・基本の徹底に役立つ「フラッシュ型教材」をはじめ、「GIGA端末の活用」「先生がすぐに授業でお役立ていただける」に重点を置いたツールを提供しています。この度、先生の端末活用をより支援することを目的に、ツールの提供をアップデートすることとなりました。

　本ツールは、Google Classroom をはじめとする Google Workspace for Education をより効果的に活用するために、先生方からのご要望にお応えして開発されたDXツールです。これまで教育委員会向けに提供してきたツールの一部を、『eTeachers(R) GIGA SCHOOL』において、個人の先生でもご利用いただけるようにいたしました。

　先生方が授業での利用を進めるにあたり、ストレスなく本DXツールを活用できるように、本サイトのアドバイザーである先生方が、それぞれのDXツールで「学校現場での便利な使い方」や「開発の背景」などをわかりやすく解説しています。


＜ポイント＞
　
●　Premiumプラン（有料）では合計9種類のDXツールを、Standardプラン（無料）では「スライドようかんたんふせん」の1種類を、ご利用いただけます

●　各DXツールごとに『eTeachers(R) GIGA SCHOOL』アドバイザーの先生方によるわかりやすい解説が付いていますので、学校現場ですぐに活用することが可能です

●　これまでにPremiumプランをご契約頂いている先生は、追加料金なしでDXツールの利用が可能となります


＜各プランでご活用頂けるDXツール＞

〇 Standardプラン（無料）
本プランでお使い頂けるDXツールは以下の通りです。



スライドようかんたんふせん



　「 Google Jamboard の代わりとしてGoogle スライドを活用したい」という声にお応えして搭載しました。

　「スライドようかんたんふせん」は Google スライド用の拡張機能で、ページ上で簡単に付箋を作成できます。小学校低学年でも直感的に操作でき、 Google スライドを使用した協働学習をサポートします。

〇 Premiumプラン（月480円）

　Premiumプランで提供するアドオンでは、更に便利に Google Jamboard (2024年12月末提供終了) の代わりとして Google スライドを活用していただくことが可能です。色を3色から選べるようにした他、「連続してフリーハンド」ができるようになり、 Google スライド上での協働学習に最適なDXツールとしてご活用頂けます。また、先生用のアドオンとして、協働学習のための背景設定をボタン一つで可能にするツールを含め、計7つの機能を持ったアドオン「eTeachers(R) UP」を提供し、先生方の働き方改革を強力に支援いたします。



「スライドようかんたんふせん＋」および「背景化機能」概要



　 Google スライドの背景設定で「画像サイズが スライド のサイズに最適化されてしまい、図形やグラフの学習では使えない」と、お困りではありませんか？

　こちらのツールでは、 Google スライドで背景にしたいページを作成し、アドオンのメニューから背景に設定をクリックするだけで、そのページを背景に設定した新規スライドが作成されます。子供の協働学習で Google スライドを活用したいときに便利です。

菅野光明先生／合同会社 LTS 代表 のコメント

◆『eTeachers(R) UP ツール』は、先生たちと子どもたちが、日々の授業で「かんたん」に、そして、「効果的」にGoogle アプリを使うための「お助けツール」です

　学習や校務を支援する新しいアプリやサービスは、どれも魅力的なものばかりです。でも、忙しい先生たちにとっては、新しいものを導入する度に、その使い方を一から覚えなければならないので大変ですよね。「今までと同じような学習を進めたいけれど、アプリが使えなくなって…」と困っている先生も多いのではないでしょうか。

　それは、子どもたちにとっても、同じです。使い慣れている Google Workspace アプリに、さらに便利なツールがちょっとだけプラスされる-圧倒的な高機能よりも、学年の発達段階に応じた「使いやすさ」の方が日々の子どもたちの学びには効果的です。

　『eTeachers(R) UP ツール』では、そんな先生と子どもたちにとって「ちょうどいい」、「ちょっと便利な」ツールを用意しています。先生も子どもたちも、もっと楽しく、もっと効率的に。その便利さと使いやすさを、ぜひお試しください。

菅野光明先生／合同会社 LTS 代表

北海道教育大学卒業。札幌市立小学校教員、教頭、校長を歴任。在職中より、Google for Education 認定トレーナー、文部科学省学校DX戦略アドバイザー（旧 ICT活用教育アドバイザー ）、デジタル庁デジタル推進委員、NPO法人 全国初等教育研究会 メンターとして、各地のICT活用やGIGAスクールに関する研修やセミナーに登壇。2023年3月、札幌市立稲穂小学校校長を最後に定年退職し、合同会社LTSを設立、代表に就任。（LTSはLearning & Teaching Support の略）






笠原晶子先生／前橋市GIGAスクール運営支援センター 支援員リーダー のコメント

◆『eTeachers(R) UP ツール』の一番のポイントは、新しいアプリを覚える必要がなく、
Google スライド 上ですぐに使い始められること

　Google アプリの中でも、先生や子どもたちを問わず、学校の様々な場面で活用されているのが、Google スライドです。 Google スライドは、プレゼンテーションを作るだけでなく、調べた内容をまとめるワークシートや付箋を使ったディスカッションボードとしても使え、アイデア次第で活用方法が広がるのがその魅力です。

　そんな Google スライドを「ほんの少し」便利にするのが『eTeachers(R) UP ツール』 。「ほんの少し」では大した違いがないと思うかもしれません。でも、まずは使ってみてください。いくつかの機能が追加されることで、スライドの操作がしやすくなったり、活用が広がったりします。クリックひとつでオリジナルのスタンプを押したり、文字の色を変えたり、ハイライトを付けたりすることができます。

　さらに、先生が「それ便利！」と思うシンプルな便利機能が全部で7つ。一番のポイントは、Google スライド上で使えるため、新しいアプリを覚える必要がなく、すぐに使い始めることができる点です。使いやすさがUPし、時間の節約にもなる『eTeachers(R) UP ツール』。ぜひ、1度体験してみてください！
笠原晶子先生／前橋市GIGAスクール運営支援センター 支援員リーダー

元群馬県前橋市立小学校校長。教員歴37年、管理職歴８年。20年以上「フラッシュ型教材」を取り入れた授業を実践してきた。現在は、前橋市GIGAスクール運営支援センター 支援員総括として、教員研修などを通し、多くの教員や学校現場を支えている。また、Google for Education 認定トレーナー、デジタル庁デジタル推進委員、NPO法人 全国初等教育研究会 メンターとして研修会などにも登壇。






＜プラン概要＞




　教育ICT専業メーカーのチエルでは、これからも先生をはじめとした教育現場の皆様の「声」を製品やサービスの開発・バージョンアップに反映してまいります。どうぞご期待ください。


■製品情報
『eTeachers(R) GIGA SCHOOL』
URL：https://eteachers.jp/

■製品に関するお問合せ
https://www.chieru.co.jp/mailform/inquiry/

※Google スライド、Google Jamboard は、Google LLC の商標です。


チエル株式会社
「子供たちの未来のために、世界中の先生の授業を ICT で支える」を企業理念に掲げて設立。シェア NO.1 のフルデジタル CALL システムや、タブレット対応授業支援システム、クラウド型教材配信サービスなどの開発・制作を手がける、教育市場に特化した ICT 専業メーカーです。

【会社概要】
会社名　　　：チエル株式会社【東証スタンダード・コード番号：3933】
代表者　　　：代表取締役社長　粟田 輝
本社所在地　：東京都品川区東品川2-2-24 天王洲セントラルタワー22F
設立　　　　：1997年10月1日
資本金　　　：3.36億円
従業員連結　：連結：189名、単体：57名（2024年3月末時点）
事業内容　　：教育ICT事業
ホームページ：https://www.chieru.co.jp

取材に関するお問合せ先
チエル株式会社　プロモーション部（広報担当）　E-mail：[e-mail]