米10年債利回り低下 明日の米大統領選を前に調整=NY債券概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/11/05 06:40
米国債利回り(NY時間16:30)(日本時間06:30)
米2年債  4.168(-0.037)
米10年債 4.291(-0.093)
米30年債 4.472(-0.106)
期待インフレ率  2.279(-0.058)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で10年債利回りが低下。明日の米大統領選を前に、このところの上昇の調整が出ていた。週末の世論調査でハリス氏の優勢が示され、トランプ氏勝利の見方が若干後退したことも利回りを押し下げたとの指摘も出ている。ただし、市場が比較的参照しているとされる賭け市場のPolyMarketでは、日本時間5日午前5時40分現在でトランンプ氏勝利の確率が58%、ハリス氏が42%となっている。

 この日は3年債入札が実施され、最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を上回ったものの反応は限定的だった。

 2-10年債の利回り格差は+12(前営業日:+17)とイールドカーブはフラット化。

*米3年債入札結果
最高落札利回り 4.152%(WI:4.143%)
応札倍率    2.60倍(前回:2.45倍)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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