ホンダ(7267)、想定為替レート据え置き、下方修正含み

著者:黒岩泰
投稿:2012/08/01 09:14

早くもリバウンド相場は終了

昨日4-6月期決算を発表し、営業利益は前年同期比7.8倍になったと報じられた。いかにも「威勢がいい」わけだが、これは前年の東日本大震災の反動。決して評価できるものではない。極めつけは今期業績見通しの基準となる想定為替レートを、1ドル=80円、1ユーロ=105円に据え置いたということ。足元1ドル=78円、1ユーロ=96円であることから、下方修正含みであることは明白だ。これが嫌気されて本日は大幅安となっている。チャートはアイランド・リバーサルが出現し、早くもリバウンド相場が終了したことを示唆。目先は7/25の年初来安値(2339円)を割り込む展開となりそうだ。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想

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