東南アジアで展開している食品EC「Agro MJ」がクレカ不正対策に「O-PLUX」を導入

配信元:PR TIMES
投稿:2024/10/23 18:47
東南アジアにおける不正検知サービスの初の導入事例




 国内導入実績No.1※1の不正注文検知サービスを提供し、安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 : 岩井 裕之、証券コード:4166、以下 Cacco)が提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」が、東南アジアを拠点に食品の製造および販売を行うCV Makmur Jaya (本社: インドネシア、 GM:Denni Permana)が運用するECサイト「Agro MJ」にクレジットカード不正利用対策強化のため導入されたことをお知らせします。この導入は、先日協業を発表したMulai Pte. Ltd.(本社: シンガポール、 CEO:Tommy Hartono、以下、Mulai)との協業に基づく、第一歩となります。
※1:株式会社東京商工リサーチ「日本国内のECサイトにおける有償の不正検知サービス導入サイト件数調査」2024年3月末日時点
 
CaccoとMulaiの協業の詳細については、こちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000151.000009799.html


■導入の背景
 インドネシアでは、テクノロジーが農業分野をはじめ多くの産業の成長を牽引してきました。特に、世界第4位のコメ生産国であるインドネシアにおける米の年間消費量は約3,570万トン※2に達しています。しかし、現在の生産ペースは増加する需要に十分応えられていないため、インドネシア企業は農家との連携を強化し、さらなる生産拡大に取り組んでいます。
 2025年までに、東南アジアのEC市場規模は約33兆3,871億円(2,340億ドル※3)に達すると予測されています。この成長著しいEC業界の中で、CV Makmur Jaya(AgroMJ.com)は、インドネシアおよび世界の米農業を促進することを目指し、デジタル技術を駆使して複数のブランドを展開する米生産者へと進化を遂げる決意をしました。
 しかし、急速な市場拡大とともに不正取引のリスクも高まっています。特に、クレジットカードの不正利用は、EC事業者にとって大きな課題となっています。そこで、「Agro MJ」は、主にプレミアム米を取り扱うECサイトとして、安全かつ信頼性の高いオンラインショッピング環境を提供するため、Caccoが提供する不正検知サービス「O-PLUX」を導入しました。この導入により、高精度な不正取引の検知が可能となり、より安全でスムーズな購買体験を提供できるようになります。
※2:米国農務省(USDA)Negara Tetangga Surplus Beras pada 2023, Indonesia Defisit (2024年2月22日)
※3:1ドル=142.68円にて換算(2024年9月30日時点)

 Caccoは、今後もインドネシアやシンガポールをはじめとする東南アジア市場をターゲットに、これまで培ってきた不正検知の技術とノウハウを活かし、アンチマネーロンダリングおよび詐欺防止プラットフォームを提供するMulaiとの協業をさらに強化してまいります。これにより、現地市場の開拓と事業拡大を積極的に推進し、地域全体の安全性向上に貢献してまいります。

【CV Makmur Jaya、Mulai、Caccoの3社による不正対策強化に向けた導入記念セレモニーにて】

左からCV Makmur Jaya:Denni Purnama、Cacco:志村、Mulai: Tommy Hartono、CV Makmur Jaya:Esti Isniati、Arlin Megawati、Cacco:冨永


■CV Makmur Jaya GM Denni Permanaよりコメント
 私たちが目指すのは、消費者に安心してご利用いただけるECサイトです。この度の「O-PLUX」の導入により、お客様の利便性を損なうことなく、クレジットカード不正利用のリスクを大幅に軽減できることを期待しています。

■かっこ株式会社 代表取締役社長 岩井 裕之よりコメント
 近年、インドネシアのEC事業者において、クレジットカード不正利用などの金融犯罪リスクに対する意識が高まっていることを強く感じています。このような状況を受け、弊社は「O-PLUX」が長年培ってきた不正対策のノウハウと先進的なテクノロジーを駆使し、AgroMJをクレジットカード不正利用やその他の金融犯罪から守るための万全の対策を提供します。 今回の取り組みを第一歩として、今後は東南アジア全域において、安全で信頼性の高いECサイト構築に貢献してまいります。

■Cv. Makmur Jayaについて
 2012年にインドネシアで設立されたCV Makmur Jayaは、プレミアム品質の米を生産・販売する企業です。消費者のニーズを満たすだけでなく、農家や地域社会を支援する業界のリーダーを目指しています。最新のデジタル技術を取り入れた生産設備を駆使し、高品質な原材料にこだわり、日々200トンもの米を生産することで、持続可能な事業を目指しています。

■かっこ株式会社について
 Caccoは、「未来のゲームチェンジャーの『まずやってみよう』をカタチに」という経営ビジョンを掲げ、当社の有するセキュリティ・ペイメント・データサイエンスの技術とノウハウをもとに、アルゴリズム及びソフトウエアを開発・提供することで、企業の課題解決やチャレンジを支援することを目指しております。特に、オンライン取引における「不正検知サービス」を中核サービスとして位置づけ、国内での導入実績数No.1の不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」、金融機関や会員サイトにおける情報漏洩対策の不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」やフィッシング対策サービス等を提供しております。また、データサイエンスサービスでは、製造業やアパレル、建設業など幅広い業種において、データ活用、分析を通じ、コスト削減、業務効率化、利益向上などに貢献しております。

※記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、商標または権利者の登録商標です。
※本件による、今期業績への影響は軽微です。今後開示すべき影響が見込まれる際は、速やかに開示いたします。

会社概要
CV Makmur Jaya
住所: Jl. Soekarno Hatta No. 21, Semarang
代表者: GM  Denni Permana
設立: 2012年4月11日
URL: https://agromj.com/
事業内容: 食品の製造および販売
関連サイト: ECサイト : https://agromj.com/shop/

かっこ株式会社
住所: 東京都港区元赤坂一丁目5番31号 
代表者: 代表取締役社長 岩井 裕之
設立: 2011年1月28日
URL: https://cacco.co.jp/
事業内容: SaaS型アルゴリズム提供事業
(不正検知サービス、 決済コンサルティングサービス、データサイエンスサービス)
関連サイト :不正検知メディア「不正検知Labフセラボ」 :https://frauddetection.cacco.co.jp/media/
データサイエンスぶろぐ:https://cacco.co.jp/datascience/blog/
採用情報:https://cacco.co.jp/recruitment/index.html
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