ニデック、上期最終は29％減益で下振れ着地

　ニデック <6594> [東証Ｐ] が10月23日大引け後(15:15)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比28.5％減の755億円に減り、従来予想の970億円を下回って着地。
　通期計画の1850億円に対する進捗率は40.8％にとどまり、さらに5年平均の87.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比5.7倍の1094億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比53.1％減の195億円に大きく落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の9.3％→9.4％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース