アルファ、5期ぶりの黒字決算を発表 営業力強化で業績回復(2024年8月期通期決算)

配信元:PR TIMES
投稿:2024/10/22 13:48
営業力とクリエイティブ施策が軌道に乗り、更なる成長を見据える。物価上昇の厳しい中、販促キャンペーンのニーズ拡大。

株式会社アルファ(本社:[岡山県岡山市中区] 代表取締役:[岡本 悟征]証券コード:4760)は、
2024年8月期通期決算を2024年10月11日に発表しました。売上高は61億2千4百万円、経常利益は1億4百万円となり、前期の▲307百万の赤字から黒字転換を果たしました。この結果は、経営の立て直しに向けた取り組みが功を奏したことを示しています。引き続き、収益基盤の強化に努め、企業価値の向上を目指してまいります。



■業績のポイント
前期は、新型コロナからの回復を目指し、営業強化を実施しました。物価上昇による厳しい消費環境が続く中でも、食品や飲料の製造業を中心に販促活動が活発化しています。特に、東京、名古屋、大阪といった大都市圏において、販促キャンペーンやノベルティ商品の需要が拡大しています。
また、対面営業を強化することで、小売店との関係を深めるとともに、デジタルPOPを活用して全国規模でのPOPニーズを取り込み、業績回復を果たすことができました。



■各事業部門の業績
販促キャンペーン
当社の販促キャンペーンは、売上高が前期比30.7%増加しました。大都市圏での製造業の
販促需要が増加し、年末年始や期末商戦といった季節要因もありますが、年間を通じて製造業の需要を取り込み、売上の安定化が進んでいます。

ノベルティ商品
ノベルティ商品の売上は前期比16.4%増加しました。ただし、ノベルティは付加価値が低く粗利も低いため、今後は企画・デザインなどの付加サービスを増やし、収益性を高めていきます。

POP GALLERY オンライン
POP GALLERYオンラインは、前期比で8.7%の成長を見せました。小売店への販促予算は依然厳しいものの、自社企画製品の高い粗利率を活かし、ヤフーや楽天などの大手ポータルサイトと提携しさらなる集客を図ります。

子会社POPKIT
BtoBおよびBtoC分野ともに好調で、通期黒字を達成し連結業績に貢献しました。BtoCでは10,000件の有料アカウント獲得、BtoBでは導入社数200社を超え、ID数を1,000件に拡大することを目指しています。また、BtoCの成長を促すために、Android版アプリのローンチも計画中です。

子会社オーケー企画
オーケー企画は、不動産売却により前期で黒字化を達成しましたが、今期は引き続き原価上昇が続いています。価格転嫁の理解を進め、営業利益ベースでの黒字化達成を目標としています。



■財務状況の改善とキャッシュフローの強化
当社は、黒字化を達成したことにより、自己資本比率が32.4%まで回復し、財務基盤の安定化が進んでおります。営業キャッシュフローはプラス1億6千6百万円、投資キャッシュフローはプラス2億9千6百万円となり、結果としてフリーキャッシュフローはプラス4億6千2万円を達成しました。また、期末時点での現金および現金同等物の残高は6億4千2百万円となり、十分な流動性を確保しております。
今後も引き続き、収益性の向上を図りながら、健全な財務体質を維持し、持続可能な成長を目指してまいります。



■今後の事業戦略・展望
当社アルファグループのビジョンである「伝える・伝わる・笑顔になる」の実現に向け、「POWER OF POP」をコンセプトに、消費者が「買いたい」と思う体験を提供し続けることにチャレンジしています。「POWER OF POP」とは、消費者の購買行動に基づく「店舗誘引力」「購買転換力」「価値共創力」の3つの力を駆使し、顧客に「買いたい」と感じていただける事業活動を指します。これにより、私たちは持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。




担当者コメント


[株式会社アルファ 取締役執行役員総務部/情報システム室/経営企画室/ 高尾 宏和]「この度の2024年8月度通期決算は、当社の持続的な成長と市場での競争力を示すものです。今後も革新的な事業展開と効率的な経営を通じて、株主の皆様にさらなる価値を提供していきます。」

配信元: PR TIMES

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,621.0
(10/25)
-17.0
(-1.03%)

「#決算」 の最新ニュース