◆ “金利選好→ドル買い・円売り”再燃… - “151円手前”
「円安けん制発言」+「高値達成感」を背景に、週初は東京タイム中盤にかけて“149.093円”へと値を落としたドル円。
しかし「米ソフトランディング期待」&「米大統領選を巡る思惑(いわゆるトランプトレード)」から、再び“金利選好→ドル買い・円売り”が先行しています。
こうして米10年債利回りが“急上昇(→4.19%は7/26以来)”を見せる中、“日足・一目均衡表の雲上限(昨日は150.691円)/100日移動平均線(同150.777円)”を相次いで突破すると、“8/1高値(150.891円)”と面合わせまで駆け上がっています。
◆ “もう一段の上伸”も期待されるところだが・・・?
こうなると“151円回復”ともなれば、“もう一段の上伸”が十分に期待される局面といえます。
ただ市現行水準は前記“テクニカルの節目”が集中する水準であり、上回っても昨日はストップロスを絡めることはありませんでした。
またその上には“200日移動平均線(本日は151.338円)”も控えており、テクニカル的には“上値は浅い”との思惑が台頭してもおかしくありません。
そうなると面合わせとなった“8/1高値(150.893円)-節目(151.00円)”には「ドル売りオーダー」が展開しやすいと見るのが妥当なところ…?
もちろん“金利選好→ドル買い・円売り”が進行している状況ですので、“崩れる”は想定しづらいと考えますが、現時点の材料では“(ここから先は)上値も重い”と見ておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
153.892(7/31高値)
153.241(ピボットハイブレイクアウト)
153.000(大台)
152.935(+2σ)
152.062(ピボット2ndレジスタンス、大台)
上値5:151.780(週足・一目均衡表先行スパン上限)
上値4:151.451(ピボット1stレジスタンス)
上値3:151.338(200日移動平均線)
上値2:151.000(大台)
上値1:150.891(8/1高値、10/21高値)
前営業日終値:150.840
下値1:150.751(100日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
下値2:150.691(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値3:150.331(20週移動平均線)
下値4:150.187(50週移動平均線、+1σ)
下値5:150.102(10/15~10/21の38.2%押し)
150.000(大台、10/8~10/21の23.6%押し)
149.861(10/15~10/21の50%押し)
149.619(10/15~10/21の61.8%押し、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート)
149.532(10/8~10/21の38.2%押し)
149.093(10/21安値、10/8~10/21の50%押し)
《10:45》
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