プラントメンテナンスの作業状況を直観的に把握
建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社(以下「当社」)は、プラントメンテナンスの進捗状況を直感的に把握できる機能に対して、特許を取得したことを発表いたします。
この度取得した特許「プラントメンテナンス作業ステータス変更」(以下「本発明」)は、ユーザーがプラントメンテナンス図面に配置したアイコンの色や形状などを、作業状態に応じて変更する技術です。
本機能の活用により、広大な敷地で行われる大量のメンテナンス作業が効率化されます。また、昼夜交代で作業員が業務にあたるプラント現場における作業員間の情報共有などにも効果を発揮します。
当社は今後も、SPIDERPLUS独自の提供価値を高めるべく、知財戦略を組み合わせたプロダクト開発を行ってまいります。
本発明の背景
プラントメンテナンスの現場では、広大な敷地に多くの作業関係者が出入りして日常点検や定期修繕が行われています。中には24時間稼働するところもあるため、昼夜の勤務交代を始めとした情報の申し送りを正確に効率的に行うことが重要です。
敷地内を移動する際に乗用車を使うほどの広さで、巡回のための移動や巡回から事務所に戻ることに往復1時間以上がかかること、報告内容に含まれる施工対応の指摘事項は1日あたり1,000を超えることも珍しくなく、日次報告書をまとめることにも時間がかかるため、作業状態を効率的に把握することに課題がありました。
また、報告内容を元に作業状態を把握するためには、知見が必要なため、作業やノウハウの属人化も課題です。
こうした課題を鑑み、本発明ではSPIDERPLUSの画面を一目見ることによって、作業状態を把握できることを目指しております。
ユーザーがプラントメンテナンス図面に配置したアイコンの色や形状などを、作業状態に応じて変更する技術により、画面を見ることで明確な基準にもとづく作業注目度の高い項目の状況や進捗把握が容易になり、大人数が出入りして行われるメンテナンス作業をさらに効率的に進めることが可能になります。
プラントメンテナンスでは、他のプラントを稼働させながら、設定した期限に間に合うよう、一時的に稼働を停止させたプラントで漏れなく作業を完了させることが不可欠です。作業が期限内に間に合わない場合、遅延損害で発生する金額は億単位にものぼります。
また、1つのプラントのメンテナンスが終わらない限り、他のプラントのメンテナンスに着手することが不可能になるため、1つのメンテナンスを期限内に終えるためには、作業にまつわる情報伝達を可能な限り効率化することが必須です。
本発明により、プラントメンテナンス図面のデータ上で、一目でプラントメンテナンスの作業状態を把握することができ、情報伝達の効率化によるプラント稼働の全体最適を実現いたします。
特許概要
CIPO(執行役員知財責任者)谷口将仁のコメント
プラントメンテナンス作業において、非常に重要な特許を取得することができました。本特許の権利範囲は非常に広く、まさに基本特許と言えます。
業界初の本発明の活用により、一目でプラントメンテナンスの作業状態の把握を効率化する機能を独占的に提供できるようになるため、「SPIDERPLUS」の利便性が向上します。また、本発明を、有望企業とのアライアンスにも活用してまいります。
スパイダープラスでは他にも多数の特許出願をしております。顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、スパイダープラスだけにしか提供できない独自機能を拡大し、持続的な企業価値の向上を最大化してまいります。
知財リリースについて
持続的な企業価値向上における知的財産及び無形資産の重要性が高まっていることを踏まえ、スパイダープラスは、知財管理体制の構築と中長期の成長戦略及びプロダクト・ロードマップに沿った知財戦略の策定をしております。
当該知財戦略のもと模倣困難性の高い機能群を構築し、また、取得した知的財産権については積極的な情報開示を行うことで、当社プロダクト及びサービスの提供価値を建設業界に発信してまいります。
知財戦略ページのURL:https://spiderplus.co.jp/about-us/ip/
建設DXサービス「SPIDERPLUS」を提供するスパイダープラス株式会社(以下「当社」)は、プラントメンテナンスの進捗状況を直感的に把握できる機能に対して、特許を取得したことを発表いたします。
この度取得した特許「プラントメンテナンス作業ステータス変更」(以下「本発明」)は、ユーザーがプラントメンテナンス図面に配置したアイコンの色や形状などを、作業状態に応じて変更する技術です。
本機能の活用により、広大な敷地で行われる大量のメンテナンス作業が効率化されます。また、昼夜交代で作業員が業務にあたるプラント現場における作業員間の情報共有などにも効果を発揮します。
当社は今後も、SPIDERPLUS独自の提供価値を高めるべく、知財戦略を組み合わせたプロダクト開発を行ってまいります。
本発明の背景
プラントメンテナンスの現場では、広大な敷地に多くの作業関係者が出入りして日常点検や定期修繕が行われています。中には24時間稼働するところもあるため、昼夜の勤務交代を始めとした情報の申し送りを正確に効率的に行うことが重要です。
敷地内を移動する際に乗用車を使うほどの広さで、巡回のための移動や巡回から事務所に戻ることに往復1時間以上がかかること、報告内容に含まれる施工対応の指摘事項は1日あたり1,000を超えることも珍しくなく、日次報告書をまとめることにも時間がかかるため、作業状態を効率的に把握することに課題がありました。
また、報告内容を元に作業状態を把握するためには、知見が必要なため、作業やノウハウの属人化も課題です。
こうした課題を鑑み、本発明ではSPIDERPLUSの画面を一目見ることによって、作業状態を把握できることを目指しております。
ユーザーがプラントメンテナンス図面に配置したアイコンの色や形状などを、作業状態に応じて変更する技術により、画面を見ることで明確な基準にもとづく作業注目度の高い項目の状況や進捗把握が容易になり、大人数が出入りして行われるメンテナンス作業をさらに効率的に進めることが可能になります。
プラントメンテナンスでは、他のプラントを稼働させながら、設定した期限に間に合うよう、一時的に稼働を停止させたプラントで漏れなく作業を完了させることが不可欠です。作業が期限内に間に合わない場合、遅延損害で発生する金額は億単位にものぼります。
また、1つのプラントのメンテナンスが終わらない限り、他のプラントのメンテナンスに着手することが不可能になるため、1つのメンテナンスを期限内に終えるためには、作業にまつわる情報伝達を可能な限り効率化することが必須です。
本発明により、プラントメンテナンス図面のデータ上で、一目でプラントメンテナンスの作業状態を把握することができ、情報伝達の効率化によるプラント稼働の全体最適を実現いたします。
特許概要
CIPO(執行役員知財責任者)谷口将仁のコメント
プラントメンテナンス作業において、非常に重要な特許を取得することができました。本特許の権利範囲は非常に広く、まさに基本特許と言えます。
業界初の本発明の活用により、一目でプラントメンテナンスの作業状態の把握を効率化する機能を独占的に提供できるようになるため、「SPIDERPLUS」の利便性が向上します。また、本発明を、有望企業とのアライアンスにも活用してまいります。
スパイダープラスでは他にも多数の特許出願をしております。顧客価値を基点に知財戦略を推進することで、スパイダープラスだけにしか提供できない独自機能を拡大し、持続的な企業価値の向上を最大化してまいります。
知財リリースについて
持続的な企業価値向上における知的財産及び無形資産の重要性が高まっていることを踏まえ、スパイダープラスは、知財管理体制の構築と中長期の成長戦略及びプロダクト・ロードマップに沿った知財戦略の策定をしております。
当該知財戦略のもと模倣困難性の高い機能群を構築し、また、取得した知的財産権については積極的な情報開示を行うことで、当社プロダクト及びサービスの提供価値を建設業界に発信してまいります。
知財戦略ページのURL:https://spiderplus.co.jp/about-us/ip/
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