<注目銘柄>=クリエイトS、関東・東海でのドミナント戦略で急成長
クリエイトSDホールディングス<3148.T>は事業の成長力からみて株価に割安感が強まっている。同社は神奈川県に本店を置き、ドラッグストア事業を展開。関東・東海地方でのドミナント戦略を強力に推し進めている。10月7日発表の25年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.4%増の1138億9800万円、経常利益は同11.9%増の54億7100万円となり、順調な滑り出しとなった。
堅調な業績進捗を見込んだ先回り買いの影響で、決算翌日の同社株はいったん好材料出尽くしと受け止めた売りに押される格好となったが、25年5月期の通期では、前期に続いて過去最高益を更新する見通しであることに変わりはない。円安基調の継続を背景としたインフレ環境により、消費者の節約志向が一段と強まることとなれば、ローコストオペレーションによる価格競争力を強みに持つクリエイトSの事業には追い風が吹くこととなる。更に同社は、出店エリアの拡大やM&Aを視野に中期的な成長策を推進する方針を示している。チャート上では日足・一目均衡表において雲領域のねじれが迫っており、持続的な上昇トレンドへの転換を期待したい。(碧)
出所:MINKABU PRESS
堅調な業績進捗を見込んだ先回り買いの影響で、決算翌日の同社株はいったん好材料出尽くしと受け止めた売りに押される格好となったが、25年5月期の通期では、前期に続いて過去最高益を更新する見通しであることに変わりはない。円安基調の継続を背景としたインフレ環境により、消費者の節約志向が一段と強まることとなれば、ローコストオペレーションによる価格競争力を強みに持つクリエイトSの事業には追い風が吹くこととなる。更に同社は、出店エリアの拡大やM&Aを視野に中期的な成長策を推進する方針を示している。チャート上では日足・一目均衡表において雲領域のねじれが迫っており、持続的な上昇トレンドへの転換を期待したい。(碧)
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