太洋物産、前期経常を14％上方修正

　太洋物産 <9941> [東証Ｓ] が10月15日大引け後(17:30)に業績修正を発表。24年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億7600万円→2億円(前の期は1億3100万円)に13.6％上方修正し、増益率が34.4％増→52.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の経常利益も従来予想の9600万円→1億2000万円(前年同期は1億6500万円)に25.0％増額し、減益率が41.8％減→27.3％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当事業年度は、売上高については、原材料の高騰や円安の影響等の理由により取引先の発注数量が減少するなどの要因で、当初の想定通りに売上を計上できず、減収となりました。　しかしながら、新規取引が増えたことや、昨年度より改革の一環として進めておりました資金の効率化や回転率を考慮した取引を推進することで、営業利益、経常利益、当期純利益につきましては、当初の想定よりも増益となる見通しとなりました。上記の業績予想には、現時点での入手可能な情報に基づく予測が含まれています。今後の決算作業等の進捗状況により、実際の業績が記載の予想数値と異なる可能性があります。