カヤックボンド、サイバーコマンド(株)と協業し「2025年の崖」を乗り越えるためIT人材へのリスキリング支援事業を開始

配信元:PR TIMES
投稿:2024/10/10 13:47
~サイバーセキュリティとサーバーパフォーマンスの向上に向けた開発エンジニア再教育~

面白法人カヤックの子会社である株式会社カヤックボンド(東京都千代田区、代表取締役社長:貝畑 政徳、以下「カヤックボンド」)は、実戦的なサイバーセキュリティ支援を手掛けるサイバーコマンド株式会社(大阪府大阪市、代表取締役 兼 CEO:浦中 究、以下「サイバーコマンド」)と協業し、サイバーセキュリティやサーバーパフォーマンスの向上といった専門知識を習得できるリスキリング支援事業を開始します。本事業は、急速に進行するデジタルトランスフォーメーション(DX)や「2025年の崖」に備え、特に開発エンジニアのスキルをシニアレベルに引き上げることを目的とした独自のカリキュラムを提供します。



協業の背景:「2025年の崖」と開発エンジニアのリスキリングの必要性
経済産業省が2018年に発表した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」(※)。本レポートでは、日本企業の多くがレガシーシステムに依存し続けることで、データを活用しきれずDX化が推進できなかったり、システム維持管理費の高額化、保守運用のIT人材不足によりサイバーセキュリティなどのリスクの高まりなどが「2025年の崖」問題として提示されています。
この問題のボトルネックとなるレガシーシステムを見直す上で、開発段階からセキュリティとサーバーパフォーマンスの知識をもったシニアレベルの開発エンジニアが必要となります。しかしながらIT人材不足が深刻化する中での確保は、多くの開発会社で困難となっています。
そこで、面白法人カヤックグループにおいて質の高いIT人材の育成を行うカヤックボンドと大手へのセキュリティに関するリスキリング事業を行うサイバーコマンドは、開発エンジニアのスキルアップを支援するリスキリング支援事業を共創しました。また本事業のカリキュラム制作にあたり、パフォーマンスチューニングの成果を競うコンテスト『ISUCON』で4回の優勝経験を誇る、面白法人カヤックのエンジニア藤原俊一郎が監修協力しています。
本事業が提供するリスキリング支援プログラムは、開発段階でパフォーマンスチューニングによる企業システムの最適化やコストダウン、セキュリティリスクを軽減する具体的な技術を習得できる内容となっています。開発エンジニアが現場での課題解決力を高め、システムの効率化やセキュリティ強化に貢献することで、企業の情報流出のリスク回避、コストを抑えた安定運用に繋がることが期待されます。
※参照:DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~(経済産業省)
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html
◾リスキリング支援事業の目的
今回のリスキリング支援事業は、エンジニアが急速に進化するセキュリティ脅威やサーバーパフォーマンス管理に対応し、企業のITインフラを強化するためのスキルを習得することを目的としています。具体的には、企業における以下のニーズにお応えします。
1.開発エンジニアをシニアレベルに引き上げる
開発エンジニア向けに、セキュリティ強化とパフォーマンスチューニングを学ぶことで、彼らのスキルをシニアレベルに引き上げ、企業の重要プロジェクトにおけるリーダーシップを発揮できる人材へと成長させます。
2. セキュリティリスクの軽減
企業のITシステムにおけるセキュリティリスクを最小限に抑えるため、最新のサイバー脅威に対抗できる技術を開発エンジニアに提供し、実践的なスキルを習得させます。
3. コストダウンやユーザビリティの高いシステムの提供が可能に
開発エンジニアは、システムパフォーマンスを最適化する方法を学ぶことで、ユーザビリティの高いシステムの提供と運用コストを抑えたシステム開発のスキルを習得することが可能となります。
サイバーコマンド株式会社について
サイバーコマンド社は、これまでに数多くのエンジニアをセキュリティ案件に派遣し、現場対応からコンサルティングに至るまで、一貫して企業の伴走を行ってきました。また、現場で即戦力となる開発エンジニアを育成し、1000人以上が受講した完全内製化された教育カリキュラムを提供しています。実践的な教育体制を整えており、多くの企業が受講してきた実績があります。
所在地:大阪本社 大阪市東淀川区東中島1-17-26 スキルインフォメーションズビル4階
    東京本社 東京都渋谷区渋谷1-14-9-5F
設立:2021年5月25日
代表取締役 :浦中 究
事業内容:
サイバーセキュリティ事業
・サイバーセキュリティトレーニングの提供
・専門人材の提供(コンサル/PM/SOC担当/CSIRT担当等)
・各種ソリューションの提供
株式会社カヤックボンドについて
https://kayac.bond/
カヤックボンドは、面白法人カヤックグループ傘下の企業で、開発提案から開発支援、リリース後の保守運用、さらに自社の開発メンバーの育成・リスキリングまで、一貫してサポートするユニークな伴走型受託サービスを提供しています。また、近年需要が高まるサイバー攻撃やデータ漏洩リスクへの対策、大規模なデータ処理やストレージのニーズに対応した開発支援にも注力しており、多様なニーズに対応できる体制を整えています。
所在地:東京都千代田区外神田1-8-13 NREG秋葉原ビル6F
設立:2006年10月
代表取締役:貝畑政徳
事業内容:
スマートフォンアプリ・Webサービスの企画開発/ 各種システムの保守運用/ 新規事業支援/ 開発コンサルタント / クラウドマネージドサービス / 教育・リスキリングサービス概要
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