<注目銘柄>=M&Aキャピ、業績は再び増収増益基調へ
M&Aキャピタルパートナーズ<6080.T>は、第3四半期決算の発表と同時に24年9月期連結業績予想を下方修正し、その後株価は急落したが、足もとでは急落前の水準に回復している。25年9月期の業績回復への期待は高く、株価は一段高へ向かいそうだ。
同社は独立系のM&A仲介会社。同業大手他社と比較して手数料が安価であることや、大型案件に対応できることなどから、同社の評価が高まっている点に注目。下方修正したとはいえ、第3四半期(23年10月~24年6月)の成約件数は前年同期比30.7%増の149件となり過去最高を記録したほか、手数料1億円以上の大型案件も同4.2%増の25件と増加した。ただ、上期に大型案件の成約件数が低調に推移したことで、業績の進捗に遅れが発生し、成約見込時期を精査した結果、今期中の挽回は難しいと判断したのが下方修正の理由だった。
一方、第3四半期までの受託案件数は488(前年同期比22.0%増)、契約負債は11億3300万円(前期末比74.5%増)と業績の先行指標は過去最高を記録。コンサルタントの採用も順調のようだ。これらの多くが成約に結び付く25年9月期は再び増収増益基調に向かうと予想されており、営業利益80億円前後を見込む調査機関もある。10月31日に予定されている24年9月期決算発表は要注目だ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は独立系のM&A仲介会社。同業大手他社と比較して手数料が安価であることや、大型案件に対応できることなどから、同社の評価が高まっている点に注目。下方修正したとはいえ、第3四半期(23年10月~24年6月)の成約件数は前年同期比30.7%増の149件となり過去最高を記録したほか、手数料1億円以上の大型案件も同4.2%増の25件と増加した。ただ、上期に大型案件の成約件数が低調に推移したことで、業績の進捗に遅れが発生し、成約見込時期を精査した結果、今期中の挽回は難しいと判断したのが下方修正の理由だった。
一方、第3四半期までの受託案件数は488(前年同期比22.0%増)、契約負債は11億3300万円(前期末比74.5%増)と業績の先行指標は過去最高を記録。コンサルタントの採用も順調のようだ。これらの多くが成約に結び付く25年9月期は再び増収増益基調に向かうと予想されており、営業利益80億円前後を見込む調査機関もある。10月31日に予定されている24年9月期決算発表は要注目だ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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