オンワードは弱含みもみ合い、3~8月期最終44%増益も利食い圧力が上値押さえる
オンワードホールディングス<8016.T>は前日終値近辺で弱含みもみ合い。同社が前日取引終了後に発表した25年2月期上期(24年3~8月)決算は最終利益が前年同期比44%増の41億800万円と大幅な伸びを達成した。展開している主要ブランドで機能性を強みとする「アンフィーロ」などの売り上げが好調だったほか、為替差損の減少が全体業績に寄与した。通期売上高については従来予想の2000億円から2100億円に上方修正している。また、26年2月期から中間配当制度を設けることも発表しており、これも株価にはポジティブ材料となる。ただ、本業のもうけを示す営業利益段階では上期は5%増益(52億5500万円)にとどまっており、対通期進捗率も4割強にとどまった。これを受けて寄り付きに目先筋の利益確定とみられる大口売りが出て、上値を押さえる形となっている。
出所:MINKABU PRESS
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