ANA(9202)、死んだはずのJALが復活し、思わぬ苦戦

著者:黒岩泰
投稿:2012/07/30 09:47

取り組み良好も、株式価値希薄化懸念

7/23の年初来安値(179円)との攻防となっているが、ローソク足での底入れ感はまったく乏しい。すでに公募価格184円を下回っており、“公募組”は含み損を抱えている状態。安値更新で損切りスピードが速まれば、もう一段の下値模索となりそうだ。信用倍率は0.52倍とかなり良好も、株式価値の希薄化懸念の“真っ最中”では、積極的な押し目買いは入らないだろう。
黒岩泰
株式アナリスト
配信元: 達人の予想

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