DNPの「市谷の杜」(東京・市谷)が緑の認定制度「SEGES 都市のオアシス」認定を更新

配信元:PR TIMES
投稿:2024/09/30 13:47
地域性に配慮した取り組みなどが評価

大日本印刷株式会社(DNP)は2024年9月に、東京都新宿区の本社敷地内で「都市における新しい森づくり」として育成している「市谷の杜(いちがやのもり)」で、公益財団法人都市緑化機構による「SEGES*1都市のオアシス」の更新認定を取得しました。これは、同機構が快適で安全な都市緑地を提供する取り組みを認定するもので、現在は全国で47か所が認定されています。「市谷の杜」は2018年に初めて認定されました。



【「市谷の杜」の取り組みについて】
DNPは、本社がある東京都新宿区の市谷地区で都市再開発を進めており、その一環で、人工地盤上の有効空地に、「都市における新しい森づくり」として「市谷の杜」を育てています。かつてこの地に広がっていた武蔵野の雑木林をイメージし、落葉広葉樹を中心に常緑樹を織り交ぜた多様性あふれる自然の森として、2015年に約6,000m2を、2023年に約9,000m2を緑化しています。専門家による管理に加え、社員が日常的な観察や維持管理を進めており、植栽管理のタイミングの適正化や効率化、課題の発見と解決に役立てています。

この「市谷の杜」は、2023年10月に環境省による「自然共生サイト*2」に認定され、2024年8月には、地域・企業・団体によって生物多様性の保全が図られている土地である「OECM*3」として、国際的なデータベースに登録されています。
DNPは引き続き、自然共生社会の実現や、ネイチャーポジティブ(生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せること)の実現に向けて、地域の人々とコミュニケーションを深めながら、「市谷の杜」をさらに成長させるとともに、より良い街づくりを進めていきます。

【「市谷の杜」の「SEGES 都市のオアシス」認定理由】
○2018年に以下の点が評価され、「SEGES都市のオアシス」認定を取得しました。
- 都市部で最大規模の緑化面積
- 地域性在来種だけで構成した植栽
- 社員によるこまめな維持管理
- 近隣の住民等を対象とした見学会の実施

○今回、以下の点が高く評価され、更新認定を取得しました。
- 自社の公開空地と合わせて、周辺の社寺、企業、大学等のみどりを身近なみどり、地域の庭として活用するため、先導的役割を実践している。
- 地域住民に向けて、快適にかつ安全に、日々楽しみとして活用できる場を提供しており、世の中の健康志向のニーズにも対応している。
- 武蔵野の雑木林をイメージした森の再生、落ち葉のリサイクルや外来種の防除など、環境保全を意識して維持管理している。


*1 SEGES(Social and Environmental Green Evaluation System:シージェス):社会環境貢献緑地評価システム
WebサイトURL → https://seges.jp/

*2 自然共生サイト:国が認定する「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」のこと

*3 OECM(Other Effective area-based Conservation Measures):民間等の取り組みによって保全が図られている地域や、保全を目的としない管理が結果として自然環境を守ることにも貢献している地域

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