回収した衣料・雑貨のリユース品「RE: SANYO」販売2号店
三陽商会は、回収活動により集まった衣料品・雑貨製品から状態の良好なものを選定し仕上げを施した「三陽商会認定リユース品」を6月21日(金)より当社の直営店舗である「サンヨーG&Bアウトレット落合店」にて販売しています。その後の回収活動、販売共に順調であることから、9月6日(金)よりリユース品販売2号店となる「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」での販売を開始いたします。
「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」は、国内・海外からの観光やビジネスに利便性が高いエリアにあり、ホテルの1階という立地から新規のお客さまが多く、インバウンド需要も高まっています。
当社はリユース品販売について検証を重ね、3年目以降の段階的な拡大を視野に当社ならではのリユース事業の確立を目指してまいります。
「三陽商会認定リユース品」販売2号店「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」の店内
■リユース事業に取り組む背景 と これまでの経緯
ファッション産業は、資源やエネルギーの使用、ライフサイクルの短命化などの観点から環境負荷が大きい産業であるため、三陽商会では、当社が事業会社として存続していくためにサステナビリティと事業を両立させるビジネスモデルの確立が必要だと考えています。
その上で、三陽商会は、自社が取り組むべき重要課題として2023年3月に特定・公表した4つのマテリアリティのひとつ「サーキュラーエコノミーへの取り組み」において、有限な資源を効率的に活用し、持続可能なかたちで資源を循環利用する「資源循環型社会」の実現への貢献を目指しています。
このマテリアリティへの取り組みの一環として、当社は、2024年3月28日(木)よりリユースを前提とした衣料回収活動を開始し、当社が製造した衣料品・バッグなどの一部雑貨製品を直営店並びに対象百貨店内のブランド各売場にて回収。6月21日(金)に回収したリユース品の販売をリユース販売1号店「サンヨーG&Bアウトレット落合店」にて開始しました。その後の回収活動、販売共に順調であることから新たな店舗での販売を開始することとしました。
なお、日本では物価が高騰する中でリユース品の需要が高まりを見せ、日本のリユース市場規模が年々拡大傾向にあることから、この市場環境の変化に対応することが必要と捉えたことも、リユース事業の取り組みの背景の1つです。
■リユース品販売2号店「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」 について
リユース品販売2号店となる「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」は、国内・海外からの観光やビジネスに利便性が高いエリアにあり、ホテルの1階という立地から新規のお客さまが多く、インバウンド需要も高まっています。2005年に当社の直営アウトレット店舗としてスタートし、2020年に現在の場所に移設オープンしました。
「サンヨーG&Bアウトレット」は、国内にアウトレットモールが広がりを見せる前の1984年に、在庫品の廃棄削減を目的に落合店をオープンし、現在用賀店、潮見店合わせて計3店舗を展開。今年で40周年を迎えます。
サンヨーG&Bアウトレット潮見店 外観
■店装の特徴
「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」にて「RE: SANYO」のリユース品を販売するエリアに使用する店内什器は、リユース販売1号店と同様に、施工会社がリースで使用していた製品を当社が買い取り、再利用します。リユース什器のうち、木材を使用した什器は間伐材が使用されたものです。そのほか、卵殻を原料に用いたトルソーや紙製ハンガー、再生素材のカーペット等を店装の一部に採用した、環境に配慮した店装です。
また、当社のリユース事業についての説明パネルを展示し、リユース事業や回収活動を訴求していきます。
卵殻を用いたトルソー
リユース事業ついての説明パネルの展示
紙製ハンガー
■三陽商会のリユース事業の特色、販売商品について
1. 独自基準を設けた丁寧な仕分け・・・「認定リユース品」として品質が保たれたものを販売
2. 回収品を可能な限りリユースし、最後にリサイクルする仕組みの構築
3. 内製化による持続可能な低コスト運営
当社で販売するリユース品は、自社の仕分けや提携先のクリーニング等において独自の基準を設け、それらの基準をクリアした三陽商会の「認定リユース品」として特別価格にて販売します。販売においては、リユース事業のブランド名である「RE: SANYO(リ・サンヨー)」を商品下げ札等に使用します。丁寧に仕分け、クリーニング、検品されたリユース品を販売することで、当社は、お客さまに対して安心・安全な品質の供給を目指します。
参考):回収した衣料・雑貨のリユース品の販売を6/21(金)より開始 2024年6月21日配信リリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000636.000009154.html
販売する「三陽商会認定リユース品」の一例 ※2024年9月6日時点での販売品
販売する「三陽商会認定リユース品」の一例 ※2024年9月6日時点での販売品
■衣料回収の進捗
2024年3月28日(木)に開始した衣料回収活動では、当社が製造した衣料品・バッグなどの一部雑貨製品を直営店並びに対象百貨店内のブランド各売場にて回収。EC・アウトレットを除く全売場で回収活動を実施することを目標に、年間の回収目標点数を5万点に設定しています。9月1日時点での回収活動実施売場数は約750売場で、回収点数は2万点を超えています。
(※)衣料回収活動について
https://www.sanyo-shokai.co.jp/sustainability/environment/collect/
■今後の課題と目標について
リユース事業については、3年目以降の段階的な拡大を視野に、初年度~2年目はトライアル期間として様々な検証を重ねていきます。衣料品回収量の増大、リユース率の向上、適正な価格設定、最適な販路やマーケティング等を検証し、事業自体を持続可能にするためにも早期黒字化を目指していきます。
当社は、『ファッションを通じ、美しく豊かな生活文化を創造し、社会の発展に貢献します。』という経営理念のもと、長くご愛用いただける良質な製品づくりを基盤としています。当社のものづくりと、メンテナンスやアフターケアをおこなう長期着用推進の延長線上にあるものとして、当社ならではのリユース事業の確立を目指してまいります。
■株式会社三陽商会 概要
『ファッションを通じ、美しく豊かな生活文化を創造し、社会の発展に貢献します。』という経営理念のもと、「いつの時代でも変わらぬ価値のあるものづくり」を目指して事業を推進している総合アパレルメーカーです。
本社所在地: 東京都新宿区四谷本塩町6-14
設立年月日: 1943年5月11日
代表者: 代表取締役社長 大江 伸治
事業内容: 紳士服・婦人服及び装飾品の製造販売
全国の百貨店、専門店、直営店での製品の販売
公式WEBサイト:https://www.sanyo-shokai.co.jp/
以 上
三陽商会は、回収活動により集まった衣料品・雑貨製品から状態の良好なものを選定し仕上げを施した「三陽商会認定リユース品」を6月21日(金)より当社の直営店舗である「サンヨーG&Bアウトレット落合店」にて販売しています。その後の回収活動、販売共に順調であることから、9月6日(金)よりリユース品販売2号店となる「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」での販売を開始いたします。
「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」は、国内・海外からの観光やビジネスに利便性が高いエリアにあり、ホテルの1階という立地から新規のお客さまが多く、インバウンド需要も高まっています。
当社はリユース品販売について検証を重ね、3年目以降の段階的な拡大を視野に当社ならではのリユース事業の確立を目指してまいります。
「三陽商会認定リユース品」販売2号店「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」の店内
■リユース事業に取り組む背景 と これまでの経緯
ファッション産業は、資源やエネルギーの使用、ライフサイクルの短命化などの観点から環境負荷が大きい産業であるため、三陽商会では、当社が事業会社として存続していくためにサステナビリティと事業を両立させるビジネスモデルの確立が必要だと考えています。
その上で、三陽商会は、自社が取り組むべき重要課題として2023年3月に特定・公表した4つのマテリアリティのひとつ「サーキュラーエコノミーへの取り組み」において、有限な資源を効率的に活用し、持続可能なかたちで資源を循環利用する「資源循環型社会」の実現への貢献を目指しています。
このマテリアリティへの取り組みの一環として、当社は、2024年3月28日(木)よりリユースを前提とした衣料回収活動を開始し、当社が製造した衣料品・バッグなどの一部雑貨製品を直営店並びに対象百貨店内のブランド各売場にて回収。6月21日(金)に回収したリユース品の販売をリユース販売1号店「サンヨーG&Bアウトレット落合店」にて開始しました。その後の回収活動、販売共に順調であることから新たな店舗での販売を開始することとしました。
なお、日本では物価が高騰する中でリユース品の需要が高まりを見せ、日本のリユース市場規模が年々拡大傾向にあることから、この市場環境の変化に対応することが必要と捉えたことも、リユース事業の取り組みの背景の1つです。
■リユース品販売2号店「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」 について
リユース品販売2号店となる「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」は、国内・海外からの観光やビジネスに利便性が高いエリアにあり、ホテルの1階という立地から新規のお客さまが多く、インバウンド需要も高まっています。2005年に当社の直営アウトレット店舗としてスタートし、2020年に現在の場所に移設オープンしました。
「サンヨーG&Bアウトレット」は、国内にアウトレットモールが広がりを見せる前の1984年に、在庫品の廃棄削減を目的に落合店をオープンし、現在用賀店、潮見店合わせて計3店舗を展開。今年で40周年を迎えます。
サンヨーG&Bアウトレット潮見店 外観
■店装の特徴
「サンヨーG&Bアウトレット潮見店」にて「RE: SANYO」のリユース品を販売するエリアに使用する店内什器は、リユース販売1号店と同様に、施工会社がリースで使用していた製品を当社が買い取り、再利用します。リユース什器のうち、木材を使用した什器は間伐材が使用されたものです。そのほか、卵殻を原料に用いたトルソーや紙製ハンガー、再生素材のカーペット等を店装の一部に採用した、環境に配慮した店装です。
また、当社のリユース事業についての説明パネルを展示し、リユース事業や回収活動を訴求していきます。
卵殻を用いたトルソー
リユース事業ついての説明パネルの展示
紙製ハンガー
■三陽商会のリユース事業の特色、販売商品について
1. 独自基準を設けた丁寧な仕分け・・・「認定リユース品」として品質が保たれたものを販売
2. 回収品を可能な限りリユースし、最後にリサイクルする仕組みの構築
3. 内製化による持続可能な低コスト運営
当社で販売するリユース品は、自社の仕分けや提携先のクリーニング等において独自の基準を設け、それらの基準をクリアした三陽商会の「認定リユース品」として特別価格にて販売します。販売においては、リユース事業のブランド名である「RE: SANYO(リ・サンヨー)」を商品下げ札等に使用します。丁寧に仕分け、クリーニング、検品されたリユース品を販売することで、当社は、お客さまに対して安心・安全な品質の供給を目指します。
参考):回収した衣料・雑貨のリユース品の販売を6/21(金)より開始 2024年6月21日配信リリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000636.000009154.html
販売する「三陽商会認定リユース品」の一例 ※2024年9月6日時点での販売品
販売する「三陽商会認定リユース品」の一例 ※2024年9月6日時点での販売品
■衣料回収の進捗
2024年3月28日(木)に開始した衣料回収活動では、当社が製造した衣料品・バッグなどの一部雑貨製品を直営店並びに対象百貨店内のブランド各売場にて回収。EC・アウトレットを除く全売場で回収活動を実施することを目標に、年間の回収目標点数を5万点に設定しています。9月1日時点での回収活動実施売場数は約750売場で、回収点数は2万点を超えています。
(※)衣料回収活動について
https://www.sanyo-shokai.co.jp/sustainability/environment/collect/
■今後の課題と目標について
リユース事業については、3年目以降の段階的な拡大を視野に、初年度~2年目はトライアル期間として様々な検証を重ねていきます。衣料品回収量の増大、リユース率の向上、適正な価格設定、最適な販路やマーケティング等を検証し、事業自体を持続可能にするためにも早期黒字化を目指していきます。
当社は、『ファッションを通じ、美しく豊かな生活文化を創造し、社会の発展に貢献します。』という経営理念のもと、長くご愛用いただける良質な製品づくりを基盤としています。当社のものづくりと、メンテナンスやアフターケアをおこなう長期着用推進の延長線上にあるものとして、当社ならではのリユース事業の確立を目指してまいります。
■株式会社三陽商会 概要
『ファッションを通じ、美しく豊かな生活文化を創造し、社会の発展に貢献します。』という経営理念のもと、「いつの時代でも変わらぬ価値のあるものづくり」を目指して事業を推進している総合アパレルメーカーです。
本社所在地: 東京都新宿区四谷本塩町6-14
設立年月日: 1943年5月11日
代表者: 代表取締役社長 大江 伸治
事業内容: 紳士服・婦人服及び装飾品の製造販売
全国の百貨店、専門店、直営店での製品の販売
公式WEBサイト:https://www.sanyo-shokai.co.jp/
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