ユークス、今期経常を一転60%減益に下方修正、配当も2円減額

配信元:株探
投稿:2024/09/06 15:15
 ユークス <4334> [東証S] が9月6日大引け後(15:15)に業績・配当修正を発表。25年1月期の連結経常利益を従来予想の3億9700万円→1億1300万円(前期は2億8200万円)に71.5%下方修正し、一転して59.9%減益見通しとなった。
 同時に、2-7月期(上期)の連結経常利益も従来予想の1億0700万円→5600万円(前年同期は2億3800万円)に47.7%下方修正し、減益率が55.0%減→76.5%減に拡大する見通しとなった。

 業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→10円(前期は10円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (1)第2四半期(中間期) 売上高は、主にゲームソフト分野において、当初想定より新規案件の受注獲得に遅れが生じていることや、パチンコ・パチスロ分野のプロジェクトで納期に遅延が発生したこと等により予想を下回る見通しとなりました。 また、利益面につきましては、原価低減や販売費及び一般管理費の削減に努めましたが、上記の理由による売上高の減少に伴い稼働率が低下し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益ともに予想を下回る見通しとなりました。(2)通期 上記の理由に加え、モバイルコンテンツ分野の保守運用系受託案件が縮小傾向であり、下期の受注計画の見直しを行った結果、売上高は当初予想を下回る見通しとなりました。 利益面につきましては、稼働率の低下や第2四半期(中間期)の業績予想値の修正分を反映した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに当初予想を大幅に下回る見通しとなりました。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして位置付け、将来の事業展開と事業の特性を考慮した内部留保等を勘案しながら、安定した配当を維持しつつも業績に応じて株主の皆様に対する利益還元を行っていくことを基本方針として考えております。 配当額につきましては、連結配当性向30%を目安に決定することとし、急激な経営環境の変化により著しく業績が低迷するような場合を除き、1株当たり年間10円を配当の下限水準としております。 この方針にもとづき検討した結果、株主の皆様には誠に遺憾ではございますが、2025年1月期の期末配当予想を12円から10円に修正させていただきます。※上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報にもとづき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
配信元: 株探

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