◆ “急反落”… - 日米双方の材料にて・・・
まだこれほどの“円売り”が残っていたとは…。
M&Aに絡んだ“円転”への思惑や、年次改定に伴う“米雇用統計の下方修正”に対する懸念があったにしても、「ここまで急落するのか?」といった動きでした。
こうして一時“148.047円”へと持ち直していたドル円は、東京タイム終盤にかけて“145.182円”へと急落しました。
欧州タイムには“巻き戻し”が進行し、緩やかに持ち直していきましたが、それでも戻り高値は“146.870円”に留まるなど、“上値の重さ”は意識され続けています。
◆ ただテーマが“週後半”に集中している以上・・・?
こうして見誤った格好となったわけですが、今週の注目は、昨日記した「ジャクソンホール(22-24日)」「衆院・閉会中審査(23日)」と見られる点は変わりません。
そうなると昨日のように“思惑主導”に傾斜したとしても、やはり“様子見ムード”は漂いやすいと考えておく必要があります。
つまりは“一方向への動意”は抑制されやすく、“ポジション調整を越す動意”もまた、抑制的と見るのが妥当ということに…?
◆ やはり見極めるまでは・・・!? - ジャクソンホール
FRBメンバーからは「米9月利下げ」を追認する発言が相次いでいますが、マーケットの関心は“その利下げ幅(0.25% or 0.50%)”にすでに移行しています。
「パウエル議長発言(ジャクソンホール)」を確認するまでは、やはり“一方向への動意”は抑制されやすいと見たいところです。
ただし“思惑主導”は“不安定な値動き”になりやすいだけに、“臨機応変&神経質な対応”が求められることにはなりますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
148.748(20日移動平均線)
148.382(8/15~8/19の76.4%戻し)
148.047(8/19高値、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値5:147.771(8/15~8/19の61.8%戻し)
上値4:147.277(8/15~8/19の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値3:147.000(大台)
上値2:146.880(8/19安値後の戻り高値)
上値1:146.782(8/15~8/19の38.2%戻し)
前営業日終値:146.638
下値1:146.231(8/19安値後の50%押し、ピボット1stサポート)
下値2:146.031(8/19安値後の50%押し)
下値3:145.956(週足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
下値4:145.831(8/19安値後の61.8%押し、20月移動平均線)
下値5:145.577(-1σ)
145.182(8/19安値)
145.000(大台)
144.623(8/5~8/15の38.2%押し、100週移動平均線、月足・一目均衡表基準線)
《10:55》
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