14日の米株式市場の概況、NYダウ4万ドル台回復 CPI通過で安心感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/08/15 08:15
 14日の米株式市場では、NYダウが前日比242.75ドル高の4万0008.39ドルと続伸した。7月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比でプラス2.9%となり、伸び率は市場予想を下回ったが、前月比はプラス0.2%となり、市場予想と同水準となった。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.50%幅での大幅な利下げ期待はやや後退する結果となったが、インフレ鈍化の基調そのものは投資家に安心感をもたらし、主力株への買いを誘った。

 ホーム・デポ<HD>とアメリカン・エキスプレス<AXP>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が堅調推移。トラベラーズ<TRV>が上伸したほか、ケラノバ<K>とフラッター・エンターテインメント<FLUT>、ヴィクトリアズ・シークレット<VSCO>が大幅高となった。一方、メルク<MRK>が軟調推移。ブリンカー・インターナショナル<EAT>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は4.993ポイント高の1万7192.601と5日続伸した。エヌビディア<NVDA>が買われ、マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>がしっかり。マーキュリー・システムズ<MRCY>とサーブ・ロボティクス<SERV>が急伸した。一方、テスラ<TSLA>が下値を探り、アルファベット<GOOG>が冴えない展開となった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ