nms、上期経常を一転80%増益に上方修正・9期ぶり最高益更新へ

配信元:株探
投稿:2024/07/29 11:30
 nms ホールディングス <2162> [東証S] が7月29日昼(11:30)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の2.5億円→16億円(前年同期は8.8億円)に6.4倍上方修正し、一転して80.0%増益を見込み、一気に9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 なお、通期の経常利益は従来予想の19億円(前期は15.7億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1.営業外収益(為替差益)の計上  当第1四半期連結累計期間において、為替差益485百万円を計上する見込みです。これは主に海外子会社へのグループ内貸付金に対する評価替えおよび海外子会社間の取引等によるものです。2.業績予想修正の理由 2025年3月期第2四半期連結累計期間は、各国の金利政策やこれによる為替の変動など、不透明な経済環境が続く様相ですが、前期から続いていた在庫調整による影響が緩和傾向となったことに加え、需要動向は改善を見せており、円安による効果やこれまで実行してきたコスト構造改革や基盤強化策の定着効果もあり、全体として業績は堅調に推移する見通しです。 また、想定を上回る円安の進行により、当第1四半期連結累計期間において、為替差益485百万円を計上する見込みであり、第2四半期連結会計期間においてもこの動向は続くものと見ております。 これらにより、第2四半期連結累計期間の業績は、売上高・利益とも、前回発表予想を上回る見込みであり、利益については、営業利益の増加に加え、為替差益の計上等により、経常利益、中間純利益とも、前年同期対比で大幅増益となる見込みです。 下期についても、計画に対し需要は堅調に推移するものと見ておりますが、世界経済の動向や為替変動による影響を現時点で見定めることが難しいことから、2025年3月期通期(2024年4月1日~2025年3月31日)連結業績予想の見直しを行っておりません。   現時点で各事業とも堅調に推移しておりますが、今後の動向がより明確に見通せるようになった段階で見直しを行い、開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
配信元: 株探

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