*12:47JST サンマルクHD Research Memo(7):財務の健全性を維持
■サンマルクホールディングス<3395>の業績動向
2. 財務の状況
財務面で見ると、2024年3月期末の資産合計は前期末比212百万円増加して49,016百万円となった。主に現金及び預金が928百万円増加、売掛金が1,033百万円増加した一方で、不採算店等の減損に伴い建物及び構築物(純額)が774百万円減少、不採算店閉店に伴い敷金及び保証金が599百万円減少した。負債合計は同413百万円増加して18,867百万円となった。主に買掛金が266百万円増加、未払金が336百万円増加、未払法人税等が404百万円増加した一方で、資産除去債務が83百万円減少、繰延税金負債が329百万円減少した。なお同社は2021年6月に、アドバンテッジアドバイザーズ(株)と事業提携契約を締結するとともに、第三者割当による第8回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行した。これに伴う社債残高が6,024百万円となった。純資産合計は同201百万円減少して30,149百万円となった。主に自己株式取得により自己株式(減算)が213百万円増加した。
この結果、自己資本比率は前期比0.7ポイント低下して61.5%となった。営業活動によるキャッシュ・フローについては、コロナ禍の影響で2021年3月期に悪化する場面があったが、2022年3月期以降は安定的に推移している。全体として見れば、自己資本比率が若干低下したものの特に懸念される水準ではなく、財務の健全性が維持されていると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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2. 財務の状況
財務面で見ると、2024年3月期末の資産合計は前期末比212百万円増加して49,016百万円となった。主に現金及び預金が928百万円増加、売掛金が1,033百万円増加した一方で、不採算店等の減損に伴い建物及び構築物(純額)が774百万円減少、不採算店閉店に伴い敷金及び保証金が599百万円減少した。負債合計は同413百万円増加して18,867百万円となった。主に買掛金が266百万円増加、未払金が336百万円増加、未払法人税等が404百万円増加した一方で、資産除去債務が83百万円減少、繰延税金負債が329百万円減少した。なお同社は2021年6月に、アドバンテッジアドバイザーズ(株)と事業提携契約を締結するとともに、第三者割当による第8回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債を発行した。これに伴う社債残高が6,024百万円となった。純資産合計は同201百万円減少して30,149百万円となった。主に自己株式取得により自己株式(減算)が213百万円増加した。
この結果、自己資本比率は前期比0.7ポイント低下して61.5%となった。営業活動によるキャッシュ・フローについては、コロナ禍の影響で2021年3月期に悪化する場面があったが、2022年3月期以降は安定的に推移している。全体として見れば、自己資本比率が若干低下したものの特に懸念される水準ではなく、財務の健全性が維持されていると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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