製本工程で生まれる「ほんの切れ端」をアートにアップサイクル

配信元:PR TIMES
投稿:2024/06/28 13:47
資源の有効活用とアーティストの活動支援を両立させたメモ帳・ノート

大日本印刷株式会社(DNP)と、企業のマーケティング施策を支援する株式会社DNPコミュニケーションデザイン(DCD)は、アート作品のプロデュース等を行うリフレクトアート株式会社と共同で、書籍製造(製本)時に裁断する紙の周辺部分=“切れ端”を使ったアップサイクルアート商品「ほんの切れ端」*1を2024年7月1日(月)に発売します。 リフレクトアートのアンテナショップ「ものとアート」の成田空港第2ターミナル店とグランスタ東京店(JR東京駅構内)で販売を開始し、その後、横浜赤レンガ倉庫店でも順次販売していきます*2。



【「ほんの切れ端」について】
DNPグループは常に、製本の際に裁断する周辺部分の紙(切れ端)も大事な資源として生かしており、ほぼ全量を古紙としてリサイクルしてきました。「ほんの切れ端」は、書籍を製造するDNPの久喜工場(埼玉県)で発生する“切れ端”を活用し、リフレクトアートのアーティストが一つひとつ手書きで彩色した一点もののアート商品です。書籍製造プロセスで発生する無地の“切れ端”は、製本用の糊で束ねた形状となっているため、メモ帳やノートとして自由に書き込むことができます。
生活者が日頃意識することのない書籍が出来る過程で“切れ端”に価値を見出し、アートの力で新しく生まれ変わらせて、多くの人に自由に使っていただきます。モノづくりの過程に触れる楽しさとともに、自分の生活にリサイクル商品を取り入れる体験を通じて、資源循環の大切さも生活者に伝えます。また、収益の一部を参加アーティストに還元し、若手を中心としたアーティストの支援につなげます。

アーティストが彩色したアップサイクルアート「ほんの切れ端」
○製品名 : ほんの切れ端
○価格 : 1,100円(税込)
○サイズ : 5cm×15cm、5cm×20cmなど
○ページ数 : 200~300ページ
(左)DNP久喜工場、(右)書籍製造工程で切り取る“切れ端”は糊付けされた冊子になっている
(左)「ものとアート」2023年成田空港に出展時の様子、(右)「ものとアート」グランスタ東京店(JR東京駅構内)


【今後の展開】
DNPとDCDは、書籍製造過程で発生する“切れ端”等のさらなる活用方法を検討し、提供する商品のラインアップを拡充していきます。また、再生可能資源である紙の有効活用など、循環型社会の実現に取り組む企業・自治体等と連携して、アップサイクル商品の開発や各種キャンペーン、ブランド価値の向上なども支援します。

*1 「ほんの切れ端」は商標登録出願中
*2 「ほんの切れ端」の販売店舗情報はこちら → https://reflectart.co.jp/mono-art

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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