―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の6月6日から7日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 光・彩 <7878>
25年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.3倍の6400万円に急拡大し、通期計画の1億2000万円に対する進捗率は53.3%に達し、さらに前年同期の13.0%も上回った。
★No.2 ZUU <4387>
24年3月期の連結経常利益は前の期比39.7%減の1.2億円に落ち込んだが、25年3月期は前期比81.0%増の2.2億円にV字回復を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 ランドネット <2991>
24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の連結経常利益は前年同期比30.0%増の13.3億円に伸び、通期計画の15.6億円に対する進捗率は85.0%に達し、3年平均の75.6%も上回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<7878> 光・彩 東S +21.94 6/ 7 1Q 326.67
<4387> ZUU 東G +6.80 6/ 7 本決算 80.95
<2991> ランドネット 東S +3.10 6/ 7 3Q 29.98
<1844> 大盛工業 東S +2.35 6/ 7 3Q 30.05
<4268> エッジテクノ 東G +1.80 6/ 7 本決算 27.66
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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