東京為替:ドル・円は小じっかり、156円半ばに浮上

配信元:フィスコ
投稿:2024/05/14 17:16
*17:16JST 東京為替:ドル・円は小じっかり、156円半ばに浮上 14日の東京市場でドル・円は小じっかり。米財務長官の為替介入に関する発言で円売り安心感が広がり、午前中に156円17銭から156円半ばに上昇。その後は米金利の低下で伸び悩む展開に。ただ、午後はクロス円にけん引され、156円54銭まで値を上げた。
・ユーロ・円は168円51銭から168円85銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0793ドルから1.0781ドルまで値を下げた。
日経平均株価:始値38,287.99円、高値38,477.68円、安値38,084.71円、終値38,356.06円(前176.60日円高)
・17時時点:ドル円156円40-50銭、ユーロ・円168円60-70銭
【経済指標】
・日・4月国内企業物価指数:前年比+0.9%(予想:+0.8%、3月:+0.9%←+0.8%)
・英・1-3月ILO失業率:4.3%(予想:4.3%、12-2月:4.2%)
・独・4月消費者物価指数改定値:+2.2%(前年比予想:+2.2%、速報値:+2.2%)
【要人発言】
・ピル英中銀金融政策委員会(MPC)委員
「英国のインフレは目標に向け順調に低下」
「インフレ目標への到達を確実にするためにまだやるべきことがある」
・鈴木財務相
「為替水準に着目するのではなく、安定的推移が重要」
「過度な変動があれば一般論としてならす必要がある」
「国債買入れ減額、金利動向やその影響を注視」
・国際通貨基金(IMF)
「日本の短期金利の引き上げ、データに依存し緩やかなペースで進められるべき」


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配信元: フィスコ