ゼロ、今期最終を6％上方修正・3期ぶり最高益、配当も2.9円増額

　ゼロ <9028> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(17:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年6月期第3四半期累計(23年7月-24年3月)の連結最終利益は前年同期比18.4％増の29.5億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の35億円→37億円(前期は34.3億円)に5.7％上方修正し、増益率が1.8％増→7.7％増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結最終利益も従来予想の20.3億円→22.3億円(前年同期は20億円)に9.8％増額し、増益率が1.5％増→11.5％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の51.9円→54.8円(前期は51円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比40.0％増の14.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.4％→5.3％に改善した。

株探ニュース