29日の株式相場見通し=反発か、欧米株堅調受け買い戻し優勢に
29日の東京株式市場は売り買い交錯のなかも主力株中心に買い戻しが優勢となり、日経平均株価は4万円台前半で頑強な値動きとなることが予想される。前日に先物主導で大きく売られた反動で切り返しに転じる公算が大きい。前日の欧州株市場は主要国の株価指数が総じて高く、独DAXは8連騰を記録し連日で最高値更新基調が続いている。また、米国株市場では高安まちまちの地合いだったが、ナスダック総合株価指数は小幅反落したもののNYダウは続伸し過去最高値を更新、機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数も連日で最高値を更新した。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが改善し、全体相場はリバウンドに向かう可能性が高いとみられる。前日は配当権利落ちに伴う下げ圧力も加わり終値で600円近い急落を強いられたが、きょうは値ごろ感からの買い戻しが全体相場を押し上げそうだ。ただ、株式需給面では日経平均入れ替えに伴う売り圧力が生じることで、これを背景に買い一巡後は警戒感から上値が重くなるケースも考えられる。
28日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比47ドル29セント高の3万9807ドル37セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同20.063ポイント安の1万6379.458だった。
日程面では、きょうは2月の失業率、2月の有効求人倍率、3月の都区部消費者物価指数(CPI)、2月の鉱工業生産速報値、2月の商業動態統計、2月の自動車輸出実績、2月の住宅着工統計など。海外では2月の米個人所得・個人消費支出・PCEデフレーターなど。なお、米国市場のほか、香港、シンガポールなどアジア市場の一角、ドイツ、フランスなど欧州主要国市場が休場。
出所:MINKABU PRESS
28日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比47ドル29セント高の3万9807ドル37セントと続伸。ナスダック総合株価指数は同20.063ポイント安の1万6379.458だった。
日程面では、きょうは2月の失業率、2月の有効求人倍率、3月の都区部消費者物価指数(CPI)、2月の鉱工業生産速報値、2月の商業動態統計、2月の自動車輸出実績、2月の住宅着工統計など。海外では2月の米個人所得・個人消費支出・PCEデフレーターなど。なお、米国市場のほか、香港、シンガポールなどアジア市場の一角、ドイツ、フランスなど欧州主要国市場が休場。
出所:MINKABU PRESS
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