トミタ電機、前期経常を赤字縮小に上方修正

　トミタ電機 <6898> [東証Ｓ] が3月8日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年1月期の連結経常損益を従来予想の7500万円の赤字→2300万円の赤字(前の期は1億3900万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常損益も従来予想の7500万円の赤字→2300万円の赤字(前年同期は1900万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　＜連結業績＞　2024年１月期通期連結業績においては、売上高は、ほゞ2023年12月８日に公表した業績予想通りでしたが、段階利益につきましては、個別業績の黒字化修正に伴い、営業損失は73百万円の予想が27百万円の損失に、経常損失は75百万円の予想が23百万円の損失に、また親会社株主に帰属する当期純損失は82百万円の予想が33百万円の損失と損失幅が大きく減少する見込みです。＜個別業績＞　2024年１月期通期個別業績においては、売上高は、ほゞ2023年12月１日に公表した修正予想通りでしたが、製造原価並びに販管費の圧縮に努めた結果、また退職給付引当金の戻し入れ等の理由により、営業利益は62百万円の損失予想が11百万円の利益に、経常利益は47百万円の損失予想が29百万円の利益に、当期純利益は67百万円の損失予想が６百万円の利益と段階利益が黒字化する見込みです。（注意事項）　上記に記載した予想は、作成日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。