コーア商事HD、上半期は前年比増収・増益と順調な進捗率で推移 需要高まるシリンジ製剤の増産でシェア拡大へ

投稿:2024/03/07 17:00

I-1.会社概要

首藤利幸氏:コーア商事ホールディングス株式会社代表取締役社長の首藤です。本日はお忙しい中、弊社説明会にご参加いただき誠にありがとうございます。

会社概要についてご説明します。コーア商事ホールディングス株式会社は、2015年1月にホールディングスとして設立されました。2023年6月期の売上高は医薬品製造販売が36パーセント、原薬が64パーセントを構成しています。

I-2.グループ概要

コーア商事ホールディングスは純粋持株会社です。原薬販売事業のコーア商事、医薬品製造販売事業として注射剤を中心に医薬品製造を行っているコーアイセイ、製剤包装受託を中心としているコーアバイオテックベイの3つの事業会社で成り立っています。

I-3.ビジョン・企業理念・経営方針 など

ビジョン・企業理念・経営方針についてお話しします。弊社は「ジェネリック医薬品の安定供給に貢献し、医薬品が必要な人を誰一人取り残さない社会へ」をパーパスとしています。

それを実現するために、経営者の信条としては人的資本を基本としています。企業文化としては、エンゲージメント、特に社員と経営者の約束事やしっかりとしたチームワークを作った上で、社員の身体的・精神的・社会的にも健全な状態を維持するためのウェルビーイングを基本としています。

具体的には「How どのように実現するのか」ということで、医薬品会社として行うべき10項目が記載された企業行動憲章を社員全員に配布し、必要な時に見るように指示しています。また「What 何をするべきか」ということで、企業行動憲章に基づいて「医薬品専門商社と特長のある注射剤トップメーカーを目指し、全く新しいタイプの医薬品企業グループを作り上げていく」という経営方針があります。

コーポレート・スローガンは「New Business Model Innovation」としました。医薬品専門商社と医薬品の開発から製造までを行っている企業がジョイントする新結合により、イノベーションを起こしていきます。

経済学者のヨーゼフ・シュンペーターが「イノベーションとは新結合であり、0から1を生み出すことではなく、新結合させたものをスケール化させること」と提唱しているとおり、新結合により拡大していくということ、それに従って弊社は進んでいます。

企業理念は「ジェネリックのベストパートナー」です。弊社は原薬の販売と医薬品の製造をしている会社ですので、日本の製薬メーカーさまや患者さまのベストパートナーになることを目指します。

目標としているビジョンは「加速する〝超高齢社会〟で必要とされる医薬品企業であり続けるために」で、このような点にしっかりと取り組むことによって、パーパスを成し遂げていきたいと思っています。

I-4.あゆみ

弊社のあゆみについてお話しします。1991年に、私がコーア商事という医薬品原薬商社を設立し、33年ほどが経ちました。2022年にはプライム市場に上場しています。

I-5.当社グループの信頼への取組み

弊社グループの信頼への取り組みです。私どもの主な商品である後発医薬品は、新聞等で不祥事が取り上げられたこともあり、現在は信頼と安定供給が非常に重要視されています。

そのため、私どもは法令遵守と品質管理のチェック体制を徹底しています。まず内部での自己点検、年次照査、整合性点検をはじめ、内部監査室と専門家による監査やグループ間無通告監査も実施しています。また、経営者にもコンプライアンスの教育を進めています。

加えて、厚生労働省による査察や顧客による監査など、外部によるチェックも実施しています。

I-6-1.サステナビリティ活動

サステナビリティ活動についてお話しします。サステナビリティ委員会を中心とした、社会・環境・ガバナンスへの取り組みを行っています。2023年9月には「ESG data 2023」を更新しています。弊社ホームページ上で公開していますので、是非ご覧ください。

I-6-2.サステナビリティ活動

「ESG Data2023」についてご説明します。さまざまな取り組みがありますが、特に私どもは女性の活躍を重要視しています。現在、女性管理職登用比率30パーセントの達成に向けて、女性の登用や教育を進めています。現在は取締役11名のうち27.3パーセントにあたる3名が女性取締役となっています。

IIー1.上場後の業績推移

弊社のビジネスモデルについてご説明します。弊社には医薬品製造販売事業と原薬販売事業があり、上場後の業績としては、医薬品製造販売事業のコーアイセイが2020年6月期に黒字化を達成以降、毎年、営業利益が成長しています。

II-2.2024年6月期 上半期実績

2024年6月期上半期の通期予測に対する進捗率です。売上高は49.5パーセント、営業利益は54.6パーセント、純利益は56.4パーセントと順調に進捗しています。昨年と比較した場合、2023年6期上半期の純利益は13億9,400万円でしたが、2024年6月上半期は15億6,300万円と、今期も成長を見込んでいます。

II-3.ビジネスモデル

弊社のビジネスモデルについてご説明します。私どもの特徴は商社機能と製造機能を併せ持つビジネスモデルの独自性です。主にヨーロッパ、インド、中国といった海外での基盤を持つ原薬商社と、国内での医薬品製造、特に注射剤を中心とした製造や、包装工程単独でも受けることが可能です。

例えば、海外から輸入した原料を、コーア商事は日本の製薬メーカーへ売るのと同様に、コーアイセイに売り、コーアイセイで製造したものを、自社で販売するのと同様に、製薬メーカーに販売してもらうことができます。

加えて、非常に力を入れているのは、開発および製造をメーカーから受託するCDMOです。コーアイセイは3番目の工場建設を進めているところで、受託に非常に力を入れています。

II-4-1.原薬販売事業における優位性

原薬販売事業における優位性についてご説明します。弊社は33年前に医薬品原薬の専門商社として創業し、国内トップクラスの取引基盤と取扱商品数を持っています。現在、海外原薬メーカーは10ヶ国90社以上、国内製薬会社は100社以上に原薬を供給しています。

II-4-2.ビジネスモデル 原薬販売事業:組織

原薬販売事業の組織についてです。現在、コーア商事ホールディングスで人事・総務・財務・経理などの管理業務を行っています。原薬販売の営業部門は16名、開発部門・品質保証部門・医薬分析センター・業務管理部門は60名となっており、少数精鋭のスペシャリストが充実したサポート体制を取っています。

II-4-3.原薬販売事業:開発

原薬販売事業の開発についてです。スライドは特許調査・マーケティング・開発監査・SIセンターで行う業務を記載しています。特に海外原薬メーカーには、日本の薬事をよく理解してもらうことが重要です。

海外で製造しているため、私どもが実際に現場に足を運んだり、時にはオンラインも活用して、GMPやドラッグマスターファイルに添ってきちんとした原薬を製造しているか安全性を調査します。そして、それを日本の国内製薬会社に供給すると同時に、原薬の承認については、開発部がさまざまな国内メーカーの申請サポートを行っています。

II-4-4.原薬販売事業:品質保証

原薬販売事業の品質保証についてお話しします。原薬メーカーから輸入したものを国内の原薬倉庫で管理しています。スライドには2拠点と記載されていますが、新たに山形にも拠点ができたため、現在は3拠点となっています。

また、医薬分析センターは横浜と大阪にあります。このようなかたちで国内メーカーをサポートしています。

II-5-1.医薬品製造販売事業における優位性

医薬品製造販売事業についてご説明します。コーアイセイがグループに入ったのは2011年になります。それ以前から医薬品を製造し、会社としては60年以上続いており、長年にわたる注射剤の製造経験がある会社です。現在は本社工場と蔵王工場で注射剤を中心に製造しています。

II-5-2.医薬品製造販売事業:蔵王工場

スライドに掲載しているのは、2016年に建設した蔵王工場です。少量多品種、特に抗がん剤等を中心とした工場で、年間でシリンジ製剤約340万本、バイアル製剤約90万本、凍結乾燥製剤約60万本が製造可能であり、少量多品種の製造が可能となっています。シリンジは3交代で製造することで、来期は500万本の製造を目指しており、その後はさらなる量産のために蔵王第二工場の建設を進めています。

II-5-3.医薬品製造販売事業:付加価値製品

医薬品製造販売事業の付加価値製品についてお話しします。スライドに記載した「炭酸ランタンOD錠」は、水なしで飲むことができます。「マキサカルシトール静注透析用シリンジ」はプレフィルドシリンジです。スライドの右側の写真のとおり、薬液が初めから入っているもので、医療現場で安心して投与できる点が付加価値のある商品となっています。

特に病院においては感染予防が非常に重要視されており、透析学会では感染予防のため、この「マキサカルシトール静注透析用シリンジ」の使用が推奨されています。

II-6.グループシナジー

グループシナジーについてお話しします。私どもはコーア商事が原料を輸入し、コーアイセイで製造し、一部はコーアバイオテックベイで包装を行います。特に今後は、医薬品製造の開発から製造まで一貫して受託するCDMOに注力していきます。

II-7.ビジネスモデルと利益率

2023年6月期の営業利益率は19.3パーセントと、弊社は利益率が高いと感じられると思います。これは付加価値を付けて差別化することにより、利益率を確保しているということです。

III-1.短期成長戦略

短期成長戦略です。現在、回収とのバランスに注視した設備投資を推進しています。原薬販売事業については、今期は大阪分析センターでの試験実施件数を増加させるとともに、山形県に危険物に該当する原薬の専用倉庫を建設しました。

スライド下部の写真は、新たに建設予定の山形県の蔵王工場の敷地内にある医薬品倉庫です。ここでは、安定供給が要求されている弊社主力製品の「炭酸ランタン」や「マキサカルシトール」を保管します。さらに、国からカテゴリAで安定供給を求められている「セファゾリン」については、その保管のための倉庫建設にあたって補助金もいただいています。

III-2.中長期成長戦略

中期成長戦略です。原薬販売事業においては、ジェネリック医薬品原薬輸入商社から医薬品専門商社へ、医薬品製造販売事業においては、注射剤を主とする医療用医薬品の製造販売から、特長のある注射剤トップメーカーになることを目標にしています。

III-3.持続的成長戦略

持続的な成長戦略についてお話しします。現在、モダリティ革命など、さまざまな環境の変化が進んでいます。弊社は2030年に向けて原薬販売事業と医薬品製造販売事業が同等の営業利益になることを目指しており、今後は数字化してみなさまに開示したいと思っています。

III-4.成長投資

成長投資についてです。先ほどお話ししたように、成長投資として山形県の蔵王工場敷地内に蔵王第二工場の建設を決定しています。こちらは年間約1,200万本のプレフィルドシリンジ製剤を製造する量産型の工場です。2026年6月に竣工する予定で、承認許可等いろいろあるため、2027年7月からの稼働を目指しています。

III-5. 持続的な企業価値向上に向けて

持続的な企業価値向上に向けた取り組みについてお話しします。私どもは投資・回収・還元というサイクルで、企業の持続的成長を目指しています。

上場して間もないため、まずは投資に力を入れていきます。そして、必ず利益を上げます。その数値目標も今期中にはみなさまに開示します。さらに、最終的に株主に還元します。つまり、利益を意識した配当の維持もしくは増配を実施するため、投資・回収・還元のサイクルを強く進めていくと考えています。

IV-1. SWOT分析

田中輝幸氏:中期事業計画等についてご説明します。どうぞよろしくお願いします。

まず、SWOT分析です。スライドの表の左側が強み・機会、右側が弱み・脅威を表しています。基本的には強みをますます強化しつつ、弱みをどのように改善していくかに重点を置いて取り組んでいます。

特にプラス要因の機会で最近の目新しいテーマは、長期収載品の選定療養化です。患者さまが先発品を使った場合、今までよりも自己負担が増えるという制度が今年の秋から始まることが決まっています。そのため、さらにジェネリック医薬品の販売が進んでいくと言われています。

また、弊社の原薬販売事業はジェネリック医薬品向けの取引が大半を占めています。今後はそれ以外の製剤を海外から持ってきたり、ライセンスイン活動を行うなどの取り組みを引き続き進めてまいります。

医薬品製造販売事業については、蔵王工場のバイアルラインの稼働率にまだ余裕がありますので、そちらに注力しながら、中期的にはしっかりと業績を支えていきたいと考えています。

IV - 2 .中期事業戦略~原薬販売事業~

原薬販売事業の中期事業戦略として5項目を掲げています。非常に重要なのが、営業支援体制と新規収載品のプロモート強化による新規採用の獲得です。新しいものは利益率が高い傾向にあるため、注力していきたいと考えています。

また、先ほどお伝えしたとおり、海外からは原薬だけではなく、製剤の輸入活動の推進にも力を入れていきます。

IV-3.原薬販売事業 上市年別売上構成推移

先ほど「新しいものに注力する」とお伝えしました。スライドのグラフは、上市年別の売上構成推移です。一番右側の棒グラフの緑色の部分は、これから上市に向けて開発段階で、今後さらに中長期的に成長が見込まれる品目群です。こちらがいずれ大きくなっていきます。

棒グラフの上から2番目は、開発段階のものや上市してまだ数年しか経ってない品目群です。こちらも今後、大きなシェアアップが期待できます。既存品の比較的古いものをしっかり維持・拡大しながら、新しいものをさらに伸ばしていくことを戦略として掲げています。

IV - 4 .中期事業戦略 ~医薬品製造販売事業~

医薬品製造販売事業の中期事業戦略です。特に強調したいのは、先ほどお話しした開発提案型の受託事業であるCDMOによる持続的成長です。CDMOを一言で言いますと、開発の手伝いや治験薬の製造だけではなく、承認を取った暁には商業生産に入りますので、開発用の治験薬から商業生産まで一気通貫で受託することです。

これを推進することが重要になりますので、研究開発本部に受託開発部門(CDMO技術課)を新たに設置しています。今後、こちらについてしっかりと取り組んでいくことが非常に大きな課題です。

次に、蔵王工場の受託事業の本格展開を挙げています。バイアル液剤と凍結乾燥製剤の新たな受託獲得、シリンジ製剤の増産を中期的にしっかりと取り組んでいくことを考えています。

IV - 5 .外部環境:透析患者数推移

外部環境も重要です。医薬品製造販売事業で非常に重要な製剤が2つあります。それは、透析の患者さまに使われる製品です。今後の透析患者数の推移が重要であり、2022年末時点では年間34万人の患者さまが透析治療を受けています。当面の間は、背景となる患者さまの数は変わらないだろうと見込んでいます。

IV - 6 .医薬品製造販売事業:炭酸ランタン

「炭酸ランタン」も透析の患者さまに使われており、弊社は「炭酸ランタンOD錠」を上市しています。スライドの棒グラフのピンクの部分が先発OD錠、紫の部分が後発OD錠を示しています。

弊社は後発OD錠を製造販売しており、確実にシェアを拡大しています。直近ではスライドのグラフのとおりシェアを確保しており、今後、選定療養化の制度等が始まれば、さらなる市場拡大が期待できるのではないかと考えています。

IV - 7 .医薬品製造販売事業 蔵王工場

医薬品製造販売事業の蔵王工場についてです。先ほどもお話がありましたが、シリンジラインで高評価をいただいている「マキサカルシトール」を増産したことにより、シェアが拡大しています。4年前はシェアが15パーセントほどしかありませんでしたが、徐々に増産体制を確立することにより、現在は20パーセントを超えそうなところまで来ています。

このような背景のもと、まだ需要がありますので、さらに拡大すべく蔵王第二工場を新設するということを決定しました。

また、蔵王工場にはバイアルラインもあります。抗がん剤注射の「ベンダムスチン塩酸塩」についてはすでに承認を取っていますので、現在、販売準備を進めているところです。また、抗がん剤の承認取得を機に新規受託案件が増加しており、ありがたいことにCDMO技術課を中心に忙しく対応しています。

中期事業計画については以上です。続いて、財務経理担当の小松からご説明します。

V-1.決算ハイライト

小松美代子氏:上半期の決算概要と今期の予想についてお話しします。まず、上半期の決算ハイライトです。

売上高は、全体として前年比1.9パーセントの増加となりました。医薬品製造販売事業においてジェネリック医薬品のシェアを拡大したことにより、売上数量が伸びたことが伸長した要因です。

営業利益については、全体として前年比10.8パーセントの増益となりました。原薬販売事業において安定した利益を生み出していることに加え、医薬品製造販売事業において、増産や収率の向上により生産性が改善したことが利益の伸びに大きく寄与しています。

減価償却費、研究開発費については、ほぼ前期並みとなりました。設備投資については、先ほど成長戦略の中でお話ししたとおり、原薬販売事業における大阪の医薬分析センターへの改修工事に加え、医薬品製造販売事業においてコーアイセイにおける医薬品倉庫の建設等が進んでいることにより増加しています。

V-2.経常利益の増減要因

経常利益の増減要因です。売上高が伸びたことに加え、原薬販売事業において売上品目の構成が変化したことにより、利益率が比較的高い品目の販売が伸びました。

また、医薬品製造販売事業においては、増産に伴う生産性の向上を主な要因として、売上高の伸びと比較して売上原価の伸びを抑えることができました。結果として、前年と比較して、金額で2億6,300万円、率として12.1パーセントの伸びとなっています。

V-3.要約連結貸借対照表

貸借対照表のハイライトです。先ほど決算ハイライトでお示ししたとおり、上半期の純利益は15億6,300万円と前年比で増益となりました。これに伴い、自己資本比率は73.5パーセントから74.2パーセントへ増加しています。

上半期のハイライトとしては、大阪分析センターの改修や蔵王医薬品倉庫等への設備投資を進め、固定資産が増加しています。

V-4.要約連結キャッシュフロー計算書

連結キャッシュフロー計算書のハイライトです。期首において100億3,500万円のキャッシュがありました。営業活動で獲得した15億4,000万円により、先ほどお伝えした設備投資によるキャッシュフロー、ならびに借入金の返済や配当金の支払い等の財務活動によるキャッシュフローをまかなうことができました。

上半期末のキャッシュ残高は、期首より2億5,600万円増加の102億9,100万円となっています。

V-5.セグメント別 通期業績予想

セグメント別の通期業績予想です。昨年8月に開示した情報から変更はありません。売上高は前期比プラス4.2パーセント、営業利益は前期比プラス3.1パーセントを見込んでいます。

通期業績予想達成に向けてのキーポイントとしては、原薬販売事業では、新規採用品目の増加と既存品の販路拡大を挙げています。

医薬品製造販売事業においては、主要品目である「炭酸ランタン」のシェア拡大による数量の増加に加え、もう1つの主要製品である「マキサカルシトール」の増産を進めること、さらに蔵王工場のバイアルラインにおける受託展開がキーポイントと考えています。

これらの活動による通期業績予想の達成に向けて、日々努力しているところです。

V-6.株主還元:配当予想

株主還元の施策として、まず配当予想をご説明します。2月13日に発表のとおり、今期も1円増配を予定しています。スライドに記載のとおり、2019年6月期より毎期増配を実施しており、安定配当を継続している状況です。

V-7.株主還元:株主優待制度

もう1つの株主還元の施策として、株主優待制度を設けています。6月末日を割当基準日とし、200株以上の株式を保有している株主のみなさまに対し、QUOカード1,000円分を進呈しています。また、200株以上かつ1年以上継続して保有していただいている株主のみなさまには、QUOカード2,000円分を贈呈しています。こちらは前期と同様の制度です。

V-8.諸指標

スライドに各種指標を掲載していますが、時間の関係により詳細なご説明は割愛します。また、弊社に関する理解をより深めていただけるように、巻末に資料を掲載しています。

医薬品とはどのようなものなのか、医薬品の種類、ジェネリック医薬品の価値はどのようなところにあるか、医薬品の製造・流通ルートにおける弊社グループのポジション、本説明会で使用した用語に関するご説明、ここ半年ほどの株価の推移についてご説明しています。後ほどお時間がある時にご一読いただければ幸いです。

配信元: ログミーファイナンス

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