三井E&S、今期経常を一転28%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2024/02/14 16:00
 三井E&S <7003> [東証P] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は116億円の黒字(前年同期は4.4億円の赤字)に浮上して着地した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の90億円→160億円(前期は125億円)に77.8%上方修正し、一転して27.7%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の30.9億円→100億円(前年同期は140億円)に3.3倍増額し、減益率が77.9%減→28.0%減に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.6倍の57.8億円に急拡大したが、売上営業利益率は前年同期の9.7%→8.6%に悪化した。

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