イオレ、今期経常を一転39％減益に下方修正

　イオレ <2334> [東証Ｇ] が2月14日大引け後(15:45)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常損益(非連結)は600万円の赤字(前年同期は1500万円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の8800万円→3300万円(前期は5400万円)に62.5％下方修正し、一転して38.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の9400万円→3900万円(前年同期は7900万円)に58.5％減額し、一転して50.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の売上営業利益率は前年同期の1.3％→0.0％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　上半期売上高については、求人検索エンジン事業において、期初に見込んでいた大口案件の売上減少により、業績子想を下回る結果となりました。下半期の動向については、不確定要素もあり状況を注視しておりましたが、上半期同様の傾向が続いていることから、売上高については 2023 年 5 月 12 日に公表した期初業績予想の売上を変更いたします。一方損益面につきましては、売上高減少に伴う売上総利益の減少および、人材、システム開発等の新規事業関連への投資による販管費増加の影響により、それぞれ減少しております。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後様々な要因により実際の業績が記載の予想数値と異なる可能性があります。