一蔵、今期経常を一転54％減益に下方修正

　一蔵 <6186> [東証Ｓ] が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比66.5％減の1.3億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6.8億円→2.6億円(前期は5.7億円)に61.7％下方修正し、一転して54.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.1億円→6.9億円(前年同期は8.4億円)に37.7％減額し、一転して18.1％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比17.2％減の5.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の13.2％→10.4％に低下した。

株探ニュース