クレハ、4-12月期(3Q累計)最終が42％減益で着地・10-12月期も37％減益

　クレハ <4023> [東証Ｐ] が2月7日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比42.0％減の102億円に落ち込み、通期計画の105億円に対する進捗率は5年平均の103.4％を下回る97.5％にとどまった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結最終損益は2.6億円の黒字(前年同期は7.8億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比37.1％減の34.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の16.4％→14.2％に低下した。

株探ニュース