千代建、今期経常を一転38%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2024/02/05 14:00
 千代田化工建設 <6366> [東証S] が2月5日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比51.2%増の236億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の200億円→280億円(前期は203億円)に40.0%上方修正し、一転して37.8%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の58.7億円→138億円(前年同期は137億円)に2.4倍増額し、一転して1.3%増益計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.5%増の95.1億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の6.0%→5.6%に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高は、遂行中案件の着実な進捗により工事進度が期初の想定を上回って推移していることに加え、為替レートが円安で推移したことによるプラス効果もあり、増加する見込みです。営業利益以下は、売上の増加要因に加え、資産効率の向上やリソース配分の最適化、固定費の適切なコントロールにより事業収益が着実に積みあがっていること、完工案件でのリスク分担による採算の改善など一過性利益の計上により、期初予想を上回る見込みです。  これらを踏まえ、2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日)の通期連結業績予想を 上方修正いたします。(注)見通しに関する注意事項  この資料に記載されている業績見通しは、種々の前提に基づく将来の予想であり、実際の業績は様々な要因により、これらの業績見通しとは大きく異なる結果となり得ることをご承知おきください。従いまして、これらの見通しのみに依拠した判断をされることは控えるようお願いいたします。
配信元: 株探

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